“まん防”期限までに「ピークアウト」期待する官邸

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(2月2日放送)にジャーナリストの佐々木俊尚が出演。東京都内の新型コロナウイルスの患者用の病床使用率が、緊急事態宣言の発出要請を検討する基準の50%を超えたというニュースについて解説した。

“まん防”期限までに「ピークアウト」期待する官邸

変異株「オミクロン株」=2021(令和3)年12月11日、ボスニア・ヘルツェゴビナ(ロイター=共同) 写真提供:共同通信社

東京都の新型コロナウイルス、病床使用率50%超え

東京都内の新型コロナウイルスの患者用の病床使用率は2月1日時点で50.7%となり、都が緊急事態宣言の発出要請を検討するとしていた50%を超えた。一方、都の基準で集計した重症患者のうち入院しているのは28人。重症患者用の病床使用率は5.5%となった。

飯田)病床そのものは使用率が増えているけれども、一方で重症患者用の病床使用率は5.5%だそうです。

実効再生産数は減少へ ~ピークアウトが近いか

佐々木)先日、ある政治部の記者に官邸が何を考えているのかを聞いたら、いまのオミクロン株はピークアウトが早いと。沖縄もピークアウトして来ているし、ヨーロッパもピークアウトのスピード感が出ている。東京都のまん延防止等重点措置は2月13日まで……。

飯田)出されていますね。

佐々木)そのころにはピークアウトするのではないかという期待感があって、それまで何とか持ちこたえようという話になっているようです。

飯田)13日にはピークアウトするのではないかと。

佐々木)実際、実効再生産数という1人が何人に感染させるかという数字も、1月上旬では6ぐらいまで行ってしまって驚きましたが、いまは1.4~1.5に落ち着いています。全国で1.4、東京が1.5ですからね。これが1より下がれば、完全にピークアウトと言えるくらいになるので、あと一息のところだと思います。

「まん延防止等重点措置」が発令されると瞬時に行動を控える日本人

佐々木)1月上旬までは冬休みということもあって、たくさんの人が外出していたではないですか。

飯田)そうですね。

佐々木)私も1月上旬に名古屋に行ったら、新幹線がとても混んでいました。しかし、2週間くらい前に妻が京都まで仕事で行った際、もう新幹線はガラガラで誰も乗っていなかったと言っていました。

飯田)なるほど。

佐々木)強制されているわけでもなくロックダウンしているわけでもないのに、「感染者が増えている」と報道された瞬間にみんな「ピタッ」と行動を控える。この恐ろしいほどの足並みの揃え方というのが日本人ですね。

飯田)確かに。

佐々木)恐ろしさでもあり、強みでもあります。

飯田)街の雰囲気が、まん延防止等重点措置は出ているのですが、まるで緊急事態宣言かのような。

佐々木)そうなのですよね。

新型コロナワクチン3回目接種

佐々木)あとはワクチンのブースター接種、3回目接種がどのくらい進むかだと思います。テレビのニュースでは、「ファイザー/ファイザー/モデルナ」になるような交差接種を避けているのでしょうか、という報道をしていましたが、そうではなく、接種券が来ていないのです。うちも渋谷区ですが、来ていません。

飯田)接種券が。

佐々木)8ヵ月後に3回目接種と言われていましたが、先日、「6ヵ月に短縮します」というメールが来ました。早くなってはいるのですが。

飯田)短縮する自治体が増えているようです。

佐々木)接種券の状況が現在、どうなっているのか、ワクチンはどのくらい確保しているのかという情報を、もう少し大きく広報して欲しいです。菅政権の河野大臣のときと比べると、情報があまりにも出なさすぎです。

飯田)接種券が来ないにしても、せめて予約だけでも取りたいと思うのが人情なのですがね。

佐々木)自衛隊の大規模接種センターが開いたのはいいけれど。

飯田)そうですね。

佐々木)接種証明の2回目接種完了のアプリ画面を見せれば予約できるとか、そのくらいにして欲しいと思いますけれどね。堀内大臣はいったいどこで何をしているのでしょうか。

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FM93/AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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