自民・河野太郎氏「“厚労省を張り倒す”ことが仕事の半分でした」 ワクチン担当大臣時代を踏まえ今後の課題に言及

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自由民主党・広報本部長の河野太郎衆議院議員が4月21日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。インターネットを利用して国民の声を募る「ライブボイス改革!」について、また今後の新型コロナのワクチン接種について語った。

自民・河野太郎氏「“厚労省を張り倒す”ことが仕事の半分でした」 ワクチン担当大臣時代を踏まえ今後の課題に言及

共同通信社加盟社編集局長会議で講演する、自民党の河野太郎広報本部長=2021年12月13日午後、東京都港区の共同通信社本社(代表撮影) 写真提供:産経新聞社

令和版の目安箱として「ライブボイス改革!」を開始

飯田)河野さんはツイッターのフォロワー数が200万人を遥かに超えていらっしゃいますが、SNSを活用して国民の生の声を募るというプロジェクトの会見をされました。

河野)いま原油高、円安、ウクライナ情勢、新型コロナの第7波など、いろいろな問題に直面しています。そんななかで、「いま皆さんは何を考えていらっしゃるのですか?」という生の声を募るということです。

飯田)生の声を。

河野)「ライブボイス改革!」と名付けて、皆さんの声をツイッターや自民党のWebサイトのメールフォームからお寄せください、というプロジェクトをスタートしました。もう1万件を超える件数をお寄せいただいています。

飯田)意見の傾向などは、これから分析されるのかも知れませんが、いかがでしょうか?

河野)ツイッターなので、同じツイートを何度も投稿できたりするため、あまり数には拘らずに中身をきちんと見ていきたいと思います。

3回目ワクチンの問題は「店開きをしているのに、お客さんが来てくれない」こと

飯田)コロナ禍やウクライナ情勢など、いろいろなところで心配事が多いと思いますが、新型コロナワクチン接種に関しては、直近で担当大臣もなさっていました。その大臣のポストは、3月で期限が切れてしまいました。この先の接種体制などについて、どのようなことをお感じになっていますか?

河野)私がワクチン担当大臣をやっていたときは、「厚労省を張り倒す」ということが仕事の半分でしたので、強いリーダーシップを持って進めていく必要がありました。

飯田)厚労省を張り倒す。

河野)ただ、3回目のワクチンは既に自治体にお配りしていて、自治体も体制が整っています。いまは「店開きをしているのに、お客さんが来てくれない」ということがいちばんの問題です。

4回目ワクチンは「誰が対象なのか」を決めなければ、自治体も動けない

河野)厚労省には、3回目のワクチン接種のデータも揃ってきていると思うので、本来はそれを世の中にきちんとお伝えし、「だから大事なのです」ということを言わなければいけないと思います。元担当大臣からすれば、「また厚労省はサボっているな」という気が少ししています。

飯田)それどころか4回目の話も出てきていて、「数はもう確保した」という報道ばかりが先行しているような気がします。

河野)3回目のニーズをきちんと伝える前に4回目の話をしても、なかなか4回目を接種しようとはならないと思いますし、「4回目は誰を対象に打つのか」ということを決めないと、自治体も準備のしようがないですよね。

飯田)そうですね。

河野)「さあ4回目を接種するぞ、接種券を用意しよう」と言っても、「いやいや、誰に送るのですか?」となってしまいます。そこはきちんと自治体とコミュニケーションを取りながら、厚労省で決めて、国民にしっかり伝えていかなければいけないと思います。

自民・河野太郎氏「“厚労省を張り倒す”ことが仕事の半分でした」 ワクチン担当大臣時代を踏まえ今後の課題に言及

飯田浩司アナウンサー、自民党・河野太郎衆議院議員

新型コロナワクチンの正しい情報を発信することが大切 ~いまは後手に回っている

飯田)思い返してみると、1回目・2回目の接種のとき、その前段階で多くのお医者さんが、HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)のときのように、「いろいろな噂が一人歩きしてしまって、ワクチン忌避が起こってしまうのではないか」と危惧していました。河野さんはSNSなどで、その辺りの効果・効能などを何度も発信していましたが、それは心掛けていらっしゃいましたか?

河野)そうですね。正しい情報を継続的に発信して、少し流布されつつあるデマに対し、「このような理由でこれはデマだ」ということを伝える必要があると思います。そこがいま後手に回っているような気がして、心配しています。

抗原検査キットのコストを安くして飲食店に提供する ~入店時に検査し、陰性の人だけが入店できるようにする

飯田)他方、経済への影響という点でも、これだけ行動制限をしてきたということもあり、特に飲食店などは「まん延防止」が終わっても、「お客さんが戻って来なくて辛い」とおっしゃる方もいます。この辺りの手当てにはどのような対策が考えられますか?

河野)コロナ禍によって生活様式、行動様式が変わっているということは、あるのかも知れません。いままでであれば、夕食会に行ったあとに2次会、3次会に行っていたけれど、「夕食会が終わったらそこでもう帰る」という方もいらっしゃるような気もします。飲食店側も、引き続き感染防止対策をしっかりとやっていただくことは大事かなと思います。

飯田)感染防止対策を。

河野)もう1つは、抗原検査キットのコストをできるだけ安くして、大量に供給するということです。いま1回の検査で1000円以上するのではないかと思いますが、せめて100円ぐらいまでコストダウンして、大量に供給する。それができれば、お店に入るときに抗原検査をやってもらい、陰性を確認できた人だけ入店していただく、という対応ができれば、皆さんも安心できると思います。陰性の人だけが集まってカラオケをやるということであれば、安心ですよね。

飯田)入店時に抗原検査をしてもらって。

河野)そのような安心できる仕組みづくりをするために、政府としては「抗原検査キットをいかにコストダウンするか」という対策を、もっと真剣にやらなければいけないと思います。

コストダウンできるように政府がメーカーを後押しする

河野)メーカーからすれば、「波が収まっているときに増産しても、売れ残ってしまったらどうしよう」という不安があるので、政府が「残ったらすべて買い上げるから、心配せずにどんどんつくってくれ」と言う。あるいは、「設備を更新して、コストダウンできるところはどこまでできるかやってみてくれ。そこは政府が買い上げるから」という後押しのようなことも必要なのかも知れません。

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