他国より「ウクライナを先に」は難しい『EU加盟』 

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二松学舎大学国際政治経済学部・准教授の合六強が5月10日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。ウクライナのEU加盟について解説した。

【ウクライナ侵攻】記者会見するウクライナのゼレンスキー大統領=2022年4月23日午後、ウクライナ・キーウ 写真提供:産経新聞社

ウクライナのEU加盟

欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長が5月9日、ウクライナのEU加盟について「6月に意見書を出すことを目指す」と明らかにした。

飯田)欧州連合(EU)への加盟は、手続きが大変なイメージがあるのですが、バイパスしていく形になるのでしょうか?

合六)実際には、かなり時間がかかるのだと思います。EU側が表明しているのは、できるだけ短い期間でやるということなのですが、各国がどのように判断するかということも重要です。

他の候補国もいるなかで、「ウクライナを先に」ということは難しい

合六)とりわけEU理事会の議長国を務めているフランスでは、マクロン大統領が再選されましたけれども、演説のなかで「ウクライナの加盟はおそらく時間がかかる」と言っています。ですから、他の候補国もいるなかで、「バイパスする形で先に」ということは難しいと思います。それでも、ウクライナに対する政治的な連帯、道徳的なサポートというところで、手続きをできるだけ早くしようと努力しているところなのだと思います。

飯田)ロシアに狙われている国だと、モルドバなどもできることならEUに加盟したいのですよね。

合六)ウクライナとモルドバとジョージアですね。この3つの国がセットで議論されることがあるので、当然、この状況を見て、モルドバやジョージアもEU加盟申請をまとめていくということになるのだと思います。

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