黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(6月21日放送)にラジオDJ・ナレーターの秀島史香が出演。話し方のコツについて語った。
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。6月20日(月)~6月24日(金)のゲストはラジオDJ・ナレーターの秀島史香。2日目は、話し方のコツについて---
黒木)ベルギーに行かれたのが2016年ということなのですけれども、お仕事はすべてやめて行かれたのですか?
秀島)1年間の間に逆出張という形でベルギーと日本を行ったりきたりしていました。日本に帰ってきたときに、集中的に収録を朝から晩まで3日続け、またベルギーに戻るということをしていました。
黒木)やはりラジオ業界の方々が秀島さんを離さなかったのですね。
秀島)いやいや、私がそうしながらでも「仕事を続けたいです」とお願いしたら、快く引き受けてくださったのです。
黒木)新刊の『なぜか聴きたくなる人の話し方』(朝日新聞出版)というご本を読ませていただいたのですけれども。
秀島)お忙しいなか、ありがとうございます。
黒木)この本にならって、いくつかお話させていただきたいなと思うのですけれども。
秀島)お願いします。
黒木)これは時短ですごく役に立つことです。私の仕事が忙しいとき、夫が1人でもできるもの。何だと思いますか?
秀島)なんだろう。ご主人が1人でもできること? いろいろな話し方、聞き方のお話を書いたのですが、ご自宅で?
黒木)この本のなかに、「尋ねるといい」とありましたので。
秀島)そうです、まさに。相手をまず引きこむためにクエスチョン、まず聞いてみるといいということです。
黒木)すごくいいことがたくさん書いてあるのですけれども、私もクイズ形式で伺います。
秀島)早速実践していただいて、嬉しい。そうなのですよ、誰から何かを問われると、頭のなかでホワホワホワと。こちらから何か情報を一方的に投げるというよりも、一旦ここで橋が架かるというのでしょうか。
黒木)綺麗な表現ですね。
秀島)まず見出しを付けるというのでしょうか、話し始めというのは、相手に聞く耳を持ってもらわないと、こちらが何を言っても流れていってしまうので、まず「何だろうな」と思っていただくことから最初に始めたらどうですか、なんていうヒントも書きました。
黒木)書いてありますよね。ですので私もクイズを考えてきたのですけれども。
秀島)インスタントパエリアの素とかそういうのですか。そっちの方向ではない?
黒木)う~、もう1個。
秀島)家事、ロボット掃除機ですか?
黒木)お料理です。もういいですか?
秀島)ええ~、ギブアップ。
黒木)流水で食べられる冷凍のお蕎麦があるのです。
秀島)ああ、見たことあります!
黒木)冷凍庫に入れておいて、食べるときにザルで流水にかけておくと、蕎麦になるのですよ。夫はそれをやっています。ゆでなくていいのですよ。
秀島)それ、いいですよね。
黒木)それで「麺つゆ」があればいい。ネギを入れて、1人で食べております。
秀島史香(ひでしま・ふみか)/ラジオDJ・ナレーター
■神奈川県茅ケ崎市出身。高校卒業までをアメリカ合衆国で過ごす。
■慶應ニューヨーク学院卒。慶應義塾大学法学部政治学科卒。
■大学在学時にラジオDJデビュー。語学力を生かし、外国人アーティストとの共演や同時通訳も行う。テレビ、映画、ウェブサイトなどでのナレーションの実績も多く、アニメの声優も担当。これまでに訪れた国は40か国以上。
■ベルギー在住を経て2017年春に帰国。
■現在は、Fm yokohama『SHONAN by the Sea』、JFN系列全国ネット『Pleaseテルミー!マニアックさん。いらっしゃ~い!』、TVナレーションでは、Eテレ「趣味どきっ!」、「デザイントークス+」、「あしたも晴れ!人生レシピ」、テレビ東京「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」、「昼めし旅」など、数多くの番組を担当。
■著書に『いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則』など。
2022年5月20日に『なぜか聴きたくなる人の話し方』を刊行。
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳