岸田政権最初の大きな課題は「東芝の機微技術の流出阻止」

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明海大学教授で日本国際問題研究所主任研究員の小谷哲男が6月29日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。6月28日に株主総会が行われた東芝について解説した。

東芝 ロゴマーク=2018年11月8日午後、東京都港区 写真提供:産経新聞社

東芝株主総会

東芝は6月28日に定時株主総会を開き、取締役13人を選任する議案が可決された。

飯田)東芝は原子力や量子技術、機微技術などをいろいろ持っているなかで、海外ファンドが動いています。安全保障の観点からすると、どう見たらいいですか?

小谷)日本政府は経済安全保障にかなり力を入れてきていて、法律も通したところですが、機微技術の流出をいかに防ぐかというのが経済安全保障の大きな柱の1つです。これは岸田政権にとって、最初の大きな課題になるのではないでしょうか。

飯田)岸田政権の。

小谷)東芝はレーダーに使うような技術や、これから重要になってくる量子コンピューターの技術、AIを持っています。これを海外ファンドに持っていかれることになると、大きな損失になりますし、回り回って中国に手渡されてしまうことを警戒しなければなりません。

飯田)そうですね。

小谷)何らかの形で流出を阻止しなければならない。望ましいのは、日系ファンドで東芝の問題を何とか解決し、技術を守るという方法です。流出を防ぐために、政府もどこかの段階で動かなければならないと思います。

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