作家で、自由民主党の参議院議員・青山繁晴が8月23日(火)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。安倍元総理銃撃事件の捜査に関して重大な隠蔽はないと語り、マスコミの取材力の欠如を指摘した。
『飯田浩司のOK! Cozy up!』月曜日~金曜日 6時~8時 生放送
安倍元総理大臣が銃撃され死亡した事件で、谷国家公安委員長がきのう、就任後初めて奈良市の大和西大寺駅前の事件現場を視察した。警察庁は事件後、警護・警備についての検証と見直しを進めていて、今週中にも、その結果を公表する見通し。このニュースについて青山は「警察はざっくり警備公安と刑事の2つに分けられる。安倍元総理の暗殺事件について事前に不審者を調べて、当日の警備、警衛で要人を守る警備公安部門が1つ。それと起きてしまった事件の捜査をする刑事部門が1つ。その違いを頭に入れていただきたい」と説明。
さらに犯罪捜査について警察が何かを隠しているとの陰謀論に対し「銃弾がひとつ見つかっていない。この話を警察が隠していて私がYouTubeの動画で初めて述べたという雰囲気があるようだが、そうではない。自由民主党の治安・テロ対策調査会の正式な会合の議論に(警察庁の)警備局長が出席され、私が質問した時に実は1発見つかっていないことを聞いた。ご遺体が犯罪捜査の警察にわたった段階で、すでに1発なかった。止血措置の際、弾(直径10mm)は小さいので転がっていった可能性があると聞いた」と述べた。
そして青山は「僕は自分の発言に対する答えなので動画でその話をした。その話をNHKが特ダネのように出したのは、動画を出してから8日後だった。8日間もかかったのは警察が隠していたのではなく、取材力の欠如を物語っている。出席した議員に取材しないとだめ。だから僕は犯罪捜査に関して重大な隠蔽がなされているなんて考えていない」と述べた。
またその一方で「警備公安部門は最初から言い訳の姿勢。治安・テロ対策調査会の資料の冒頭に、急に演説場所が変わったと書かれていた。そもそも要人の警護なんて柔軟に変えなければいけない」と指摘した。
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■番組タイトル:ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』
■放送日時:毎週月曜~金曜 午前6時~8時 生放送
■パーソナリティ:飯田浩司 (ニッポン放送アナウンサー)新行市佳 (ニッポン放送アナウンサー)
■番組メールアドレス:cozy@1242.com
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