辛坊治郎が8月24日(水)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。各テレビ局で中継されていた岸田総理の会見映像が全体的に緑がかっていたことに対し、危機管理能力のなさが露呈した映像だったと感想を述べた。
『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』月~木曜日 15時30分~17時30分 生放送
今月21日、PCR検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることが判明した岸田総理。現在、首相公邸からリモートワークで公務をこなしている。24日午後に開かれた新型コロナウイルス陽性者の全数把握見直しや、水際対策緩和に関する記者会見もリモート形式で行われた。
辛坊は、この会見が始まったとき番組準備のために局入りした直後で、たまたまスタジオフロアにあったテレビ画面を見て「なんで真っ昼間からゾンビ映画やっているんだと思ったら、岸田総理だった」と驚いたという。血色が悪く、画面全体も気味悪く見える一国のトップの会見映像に対し辛坊は「あり得ない」と一蹴。「(アメリカの)大統領がテレビに出るとなったら、まわりが総がかりでイメージが悪くならないように照明のあて方からメイクから、フルで考える」と言及。岸田総理の会見映像については「誰か照明くらい配慮しろ」、「なんでこんなに全体がグリーンなんだ」、「そりゃないだろう」と呆れた。
続けて「これが日本の危機管理全体に言える」、「何なんだよ、この危機管理のなさは」と語り、「一事が万事で、この国は本来もうちょっと配慮しなければならないところへの配慮がすっぽり抜け落ちている感じがする」と指摘。「総理がテレビに出てきて、あれだもんね」と痛烈に批判した。
その後、スタジオの中に置かれたテレビ画面でニュース番組をチェックしながら放送を続けていると、会見から3時間ほど経ったところで、映像の色味が改善されていることに気づいた辛坊は「だんだん画面の色が変わってきている。きっと官邸筋が(テレビ局へ)クレームを入れたんじゃないかと思うくらい」と語った。
今回生中継された映像は、記者会見場に設置された大型モニターに映し出された岸田総理のリモート映像をテレビカメラで撮影したものだったが、その後に改善され放送された映像はリモート映像そのものを録画したデータに変わったようだ。
この記事の画像(全2枚)
■番組タイトル:ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』
■放送日時:毎週 月~木曜日 15時30分~17時30分 生放送
■パーソナリティ:辛坊治郎
■アシスタント:増山さやかアナウンサー(月~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)
■Twitter:@zoom1242
■ハッシュタグ:#辛坊治郎ズーム
■メールアドレス:zoom@1242.com
■番組HP:https://www.1242.com/zoom/
◆radikoタイムフリーリンク
⇒https://radiko.jp/#!/ts/LFR/20220824153000
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)