キャスター・小倉智昭氏が8月31日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。30日に死去した旧ソ連の初代大統領でノーベル平和賞を受賞したミハイル・ゴルバチョフ氏について、「プーチン大統領には忸怩たる思いだったのでは」と語った。
旧ソ連の最初で最後の大統領でノーベル平和賞を受賞したミハイル・ゴルバチョフ氏がモスクワ市内の病院で亡くなった。91歳だった。ロシアメディアによると、ゴルバチョフ氏は腎臓に疾患があり、この1年間は医師の管理下にあった。
小倉)91歳でお亡くなりになったんですね。ゴルバチョフさんは「ペレストロイカ(再建)」路線を主導し、東西冷戦に終止符を打って、核兵器の削減にも協力しました。そういう意味では、ノーベル平和賞にふさわしい人だったのかなと思います。そのゴルバチョフさんが現大統領のプーチンさんのことをどう思っていたのか、ぜひ知りたかったですね。最近のプーチンさんのウクライナ侵攻なども含めて、どんなお考えを持っていたのかを、ぜひ聞いてみたかったです。大病でふせっていらっしゃったのでしょうから、そういうことをお話しすることはなかったのかもしれませんが、忸怩たる思いでお亡くなりになったのかなとも考えています。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)