2022年「新語・流行語大賞」トップテンに『知らんけど』 「流行するのは必然だ」と指摘する辛坊治郎の“分析”

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キャスターの辛坊治郎が12月1日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。同日発表された2022年の「新語・流行語大賞」のトップテンに「知らんけど」が入ったことについて、「はやるのは必然だ」と指摘した。

辛坊治郎 ~11月22日撮影

「現代用語の基礎知識選 2022ユーキャン新語・流行語大賞」が1日に発表され、プロ野球ヤクルトの村上宗隆選手の活躍をたたえる「村神様」が年間大賞に選ばれた。

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「現代用語の基礎知識選 2022ユーキャン新語・流行語大賞」

<年間大賞>
■村神様<トップ10>
■キーウ
■きつねダンス
■国葬儀
■宗教2世
■知らんけど
■スマホショルダー
■てまえどり
■村神様
■Yakult(ヤクルト)1000
■悪い円安

(50音順)

<選考委員特別賞>
■青春って、すごく密なので

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辛坊)トップテンに「知らんけど」が入っていますね。昔から普通に使っている言葉ですよ。今年に限って流行語に取り上げられるのは、多くの関西人が納得いかないと思いますね。

どうやら、若い人の間では物事を断定的に表現したくないときに、何かを言った後に、そのことをぼやかして責任の所在を曖昧にするために使うようですね。しかし、それは今に始まったことではありませんよ。古文文法の動詞の活用形には「未然」「連用「終始」「連体」「已然」「命令」があります。現代における終止形は、平安時代の日本語の活用形でいうと連体形だそうです。ですから、断言することを避けるためには、もともと終止形ではなく連体形を終止形に使い始めたのが定着していったようです。

なぜ、そうなったかというと、物事を断定するのは下品だし心理的な抵抗もあるので、物事を断定せずにぼかすために語尾の活用が変わってきたのでしょうね。日本の社会では昔から何かを断定して話すことに関して抵抗感があるんですよ。それで語尾を曖昧にするのでしょう。それが現代の日本特有の無責任体質につながっているという説もありますが、そうではなくて奥ゆかしいということではないかと、私は思います。そうしたことを考えると、「知らんけど」がはやるのも、ある意味では必然かもしれませんね。

私は今後、ニュースを解説する際には必ず最後に「知らんけど」を付けたいと思います。「責任、取らへんで」みたいにね。冗談です。

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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