サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会を現地で取材しているサンケイスポーツの邨田直人記者が12月6日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。同日(日本時間)に行われた決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦にPK戦の末に敗れ、史上初の8強入りを逃した日本について、「敗退は残念ですが、日本を応援する力のすごさを感じました」と報告した。
辛坊)結果は残念でした。どのように感じられましたか。
邨田)敗退が決まった瞬間というのは、「これで終わりか」「これで最後か」と残念な気持ちになりました。
辛坊)試合の中継を日本で見ていましたが、スタジアムには日本のサポーターが大勢詰めかけていらっしゃいました。チケットや航空券の手配は、そう簡単なことではないですよね。
邨田)クロアチア戦の直前に「いい結果が出ると、いいですね」と話しかけてくださった日本のサポーターに聞いてみましたところ、その方は「日本の1次リーグ突破が決まった後にチケットと航空券を急きょ、購入した」とおっしゃっていました。日本を応援する力は本当にすごいなと思うとともに、びっくりしました。
辛坊)日本国内では(地上波とABEMAで、のべ)約5000万人が試合の中継を見ていたようです。
邨田)すごいですね。
辛坊)日本の4試合を通じて感じた雰囲気や、現地の人の日本を見る目は、どのようなものでしたか。
邨田)優勝経験国のドイツ、スペインを倒して勝ち上がってきたということもありますし、前回大会準優勝のクロアチアに先制もしたことで、「日本は今大会の台風の目」という感じでスタジアム全体が応援してくれているような感覚を持ちました。そうした雰囲気を感じられたのは、よかったです。地下鉄を利用する際にも、警備員が「日本はすごいな。決勝まで行けるんじゃないか」とフランクに話しかけてくれました。本当に注目されているんだと感じました。
辛坊)日本は8強入りを逃しましたが、邨田さんはこれからどうされるのですか。
邨田)決勝が終わるまで現地に残ります。
辛坊)うらやましいです。楽しんで取材を続けてください。ありがとうございました。
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[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)