政権交代によって、「日本への態度」が変わってきた韓国
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ジャーナリストの佐々木俊尚、岩田明子が2月15日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。日米韓の外務次官協議について解説した。
日米韓の外務次官協議がワシントンで開催
飯田)日米韓の外務次官協議が行われ、中国や北朝鮮を念頭に結束を強化していく方針ですが、アメリカ側から「韓国ともうまくやってくれ」という圧力が掛かっているのでしょうか?
岩田)北朝鮮の状況がありますので、バイデン政権は一貫して「日韓で話をするように」というモードではあります。岸田総理も、韓国の尹錫悦大統領とは対面での会談を行っています。今後は徴用をめぐる問題についても、ボールは韓国側にありますが、現実的な解決策を考えていくことになるでしょう。
日本に対する空気感が変わってきた韓国
佐々木)韓国は中国寄りだったけれど、政権交代してから急に「こちら側に戻ってきたのかな」という感じがあります。対馬の盗まれた仏像の件も、韓国側の対応は酷いものでしたが、「さすがに返さなくてはまずいだろう」という気運になっている話などもニュースで流れています。「空気感が変わってきたな」という印象はあります。
飯田)台湾情勢などを見ると、韓国がきちんと北を抑えてくれなければ、という思いがありますよね。
岩田)そうですね。
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