JAXA「H3」打ち上げ中止 「会見でのスタッフと記者のやり取りのほうがニュースに」辛坊治郎が指摘

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キャスターの辛坊治郎が2月20日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が17日、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)から、次世代大型ロケット「H3」初号機発射を試みたものの、システムで異常を検知して打ち上げが中止されたことをめぐり、「打ち上げが成功しなかったことよりも、直後の会見でのJAXAスタッフと記者のやり取りのほうがニュースになった」と指摘した。

JAXA「H3」打ち上げ中止 「会見でのスタッフと記者のやり取りのほうがニュースに」辛坊治郎が指摘

H3ロケット1号機を打ち上げることができず、オンライン記者会見で涙ぐむJAXAの岡田匡史プロジェクトマネジャー 撮影:2023年2月17日午後 写真提供:共同通信社

17日、宇宙航空研究開発機構( JAXA) の次世代主力ロケット「H3」初号機の発射が試みられたが、主要なエンジンは着火したものの、補助の固体ロケットブースターに着火しなかったため、直前で発射が中止された。

辛坊)ロケットの打ち上げをめぐっては、他の国でも開発段階で延期、中止はしょっちゅうあります。ですから、それ自体は珍しくはありません。ところが今回、ここまで大きなニュースになってしまった理由は、既に約2年も打ち上げが延期されていて、「今度こそは大丈夫だろう」と皆がカウントダウンをしながら見守っている中、直前になって打ち上げが中止されたためです。

さらに、直後に行われたJAXAの会見で、打ち上げの「中止」と「失敗」の表現をめぐり、JAXAスタッフと一部記者とが言い合いのようになったためです。JAXAスタッフの説明に対し、この記者は「それは一般に失敗といいます」と捨て台詞で締めくくりました。その発言が、インターネット上で話題になりました。

私は、どちらの肩を持つわけでもありません。ただ、記者の態度として捨て台詞は駄目だろうと思います。一方で、JAXAには基本的に間違いを認めない頑なさが組織の体質としてあります。結果的には、ロケットが打ち上げられた後、空中で爆発して全てが破壊されたわけではありませんから、次のチャンスがあります。打ち上げ自体は成功ではなかったけれども、最終的な打ち上げ失敗を回避するためにシステムがうまく働いたと考えれば、ある意味で成功という見方もできます。

ということで、 今回はロケットの打ち上げが成功しなかったことよりも、その後のJAXAスタッフと記者のやり取りのほうがニュースになりました。

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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