袴田さん再審へ 「警察権力はおそろしい」辛坊治郎が指摘 当時の捜査機関が証拠ねつ造か

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キャスターの辛坊治郎が3月20日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。1966年に静岡県の一家4人が殺害された事件で、死刑が確定した袴田巌さんの再審開始を認めた東京高裁の決定について検察側が最高裁への特別抗告を断念したことに触れたうえで、当時の捜査機関による証拠のねつ造があった可能性が東京高裁の差し戻し審で結論付けられたことを巡り、「警察権力はおそろしい」と指摘した。

袴田巌元被告(右)と姉の秀子さん=2019年11月25日午後、東京都千代田区の弁護士会館 写真提供:産経新聞社

1966年に静岡県の一家4人が殺害された事件で、死刑が確定した袴田巌さんの再審開始を認めた東京高裁の決定について検察側が最高裁への特別抗告を断念したことが分かった。袴田さんの弁護団が明らかにした。これにより、静岡地裁での再審公判で無罪を言い渡される公算が大きくなった。

辛坊)静岡地裁で近々、裁判のやり直しが始まります。検察の態度はまだ読めませんが、「やはり袴田さんが犯人だ」と主張する可能性もあります。弁護団は当然のことながら無罪だと主張します。

東京高裁の差し戻し審では、捜査機関による証拠のでっち上げの可能性を結論付けています。当時、静岡では同様の冤罪事件のようなものが多発していました。静岡県警に有名な刑事がいて、敏腕刑事といわれていましたが、今から考えると、証拠をでっち上げて犯人を仕立て上げていたのではないかという疑いがもたれますよね。すごく恐ろしいことです。袴田巌さんは死刑判決まで受けたんですよ。袴田さんは再審までこぎつけましたけれども、冤罪で一定期間服役した人がいたかもしれないという疑いも浮上します。

警察権力というのは恐ろしいです。袴田さんは87歳で、認知症が進み、日常会話にも難があるようです。人生の大半を刑務所の中で過ごし、死刑の執行におびえながら暮らしてきました。こういうことは二度とあってはならないという反省を込め、検察はこの事件にどう臨むのでしょうか。特別抗告の断念は当然です。こういうことは二度とあってはならないと本当に思います。

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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