ジャーナリストの有本香が3月21日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。20日にロシアを訪問した中国の習近平国家主席の、ロシアへの思惑について解説した。
飯田)中国の習近平国家主席がモスクワに到着し、非公式ではありますが、すぐに首脳会談も行われたという。
有本)あの、いつも人を待たせるプーチン氏がすぐさま。よっぽど大変なのでしょうか。
飯田)それだけでも、いままでとは違うのかと思ってしまいますね。
有本)そうですよね。
飯田)ロシアにとっては中国からの支援というのが死活問題になっていると。
有本)そうですね、命綱になりかかっていますからね。
飯田)4時間あまり、まずは会談を行ったと。そして翌日もということでありますが、ウクライナに関しては、中国は「和平の仲介」のようなことを言っていたと。
有本)そういうことを言っていますけれども、評論家・石平さんが言っていました。「本格的に仲介してすぐさま和平への緒に就ける? そんな気はないはずだ」と。
飯田)そんな気はない?
有本)もうこうなってくると、ある程度ロシアが戦線にいてくれる方が、もはやよいのだと。
飯田)そういう方が都合がいいということですか?
有本)というのは、中国としてはカードを持ち続けられると。
飯田)いつでも和平に乗り出せるからですか?
有本)最初にロシアが侵攻したときに見込み違いをしたように、あっという間に。
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