爆発物投げ込んだ男 現行犯逮捕 岸田総理の演説会場
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きょう15日午前、岸田総理大臣が選挙応援のため訪れていた和歌山市の雑賀崎漁港に筒状のものが投げ込まれ、爆発した。岸田総理にけがはなく、警察は男1人を逮捕した。現場周辺でのけが人もないという。
爆発物が投げ込まれたのは、岸田総理が和歌山1区の自民党候補者と2人で話していた午前11時25分ごろで、数百人の聴衆がいる場所から煙を噴き上げていた爆発物が放物線を描いて投げ込まれた。そして、ドーンという大きな爆発音とともに白い煙が上がり、会場は逃げ惑う聴衆と悲鳴などで騒然となった。岸田総理も一瞬驚いた表情を見せたという。
岸田総理は現場での街頭演説を取りやめたが、午後、JR和歌山駅前で演説を再開し、「いま大切な選挙を行っている。皆さんの力を合わせてやり通さないといけない。ご心配とご迷惑をおかけした。お詫び申し上げる」と述べた。
警察は男一人を現場で取り押さえ、威力業務妨害の疑いで逮捕した。
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(ニッポン放送ニュース より)