ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(4月16日放送)に、東MAXこと東貴博が出演。お父様、東八郎さんについて語った。
淵澤由樹(アシスタント):東さんのお父様は、昭和を代表する、浅草のコメディアン 東八郎さんです。
自見はなこ:東八郎さんはお忙しい中、小学校の授業参観に来てくださったそうですね。
東:ザ・コメディアンという姿で来るんですよ。パリッとした青いジャケットなんか着て!もうね、コントみたいな感じでしたよ。友達はみんな「東八郎、来た」ってザワザワしちゃう。兄弟が多かったので、僕が6年生の時、4年生と2年生にいて。僕の授業が終わると、妹たちの教室に行くんですよ。それを僕の友達が「八郎!八郎!」って追っかけて行くんですね。遠くの方で、ウケてるんですよ。きっとギャグかなんか、やって。友達はノートにサイン貰って戻ってきました。
自見はなこ:お父様凄い!
淵澤由樹(アシスタント):お父様の東八郎さんは、東貴博さんが浪人中、52歳の若さでお亡くなりになられたそうですね。
東:朝起きたら、亡くなってたんですよ。前の日も酒飲んで「貴博おやすみ」って言って、寝室入って。それが最期でしたね。その日を境に一変しました。大黒柱がいなくなっちゃったわけですから。
淵澤由樹(アシスタント):お通夜にはたくさんの芸人さんがいらっしゃったそうですね。
東:欽ちゃんを筆頭に、色々な方が来てくださいました。印象的だったのは、ザ・ドリフターズのメンバー全員来てくれて。僕はドリフが大好きでしたから。5人揃ってる姿を後ろから見たら『ドリフ大爆笑』みたいに見えて。「もしも、こんな葬式があったら」みたいな。
あれが浮かんじゃって。
自見はなこ:お母様は大変だったそうですね。
東:亡くなって1週間後に重症筋無力症で入院しました。去年82歳で亡くなるまで、ずっと入退院を繰り返していました。
自見はなこ:お母様は、東貴博さんがテレビでお父様の話をすること、大変喜ばれていたそうですね。
東:話すと、ワイプにうちのオヤジの写真が出るんですね。そうすると母親は「またパパがテレビに出ている」と。「みんながパパを覚えているのは、あなたがテレビで話すからよ。東八郎は残っている」と言っていました。
番組情報
この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)