キャスターの辛坊治郎が5月22日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。歌舞伎俳優、市川猿之助さん(47)と両親が自宅で倒れているのが見つかり、両親が死亡した問題で、3人は薬物を摂取して「一家心中」を図ったとみられていることについて、22日発行の夕刊フジの記事を取り上げ、「最近読んだ各メディアの報道の中で一番分かる記事だ」と指摘した。

特殊詐欺対策の一環として警視庁の広報大使を委嘱された歌舞伎俳優の市川猿之助さん=2021年10月05日午後、東京都練馬区 写真提供:共同通信社
辛坊)夕刊フジ、私の気になった記事が3面に掲載されています。
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「『一家心中』猿之助 3つの謎」
~『夕刊フジ』2023年5月22日発行分(3面)より
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辛坊)市川猿之助さんを巡る今回の問題について、私が最近読んだ各メディアの報道の中で一番分かります。
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「捜査関係者によると、両親は向精神薬の過剰摂取による中毒死の疑いが強く、猿之助は警視庁に『前日に死んで生まれ変わろうと家族で話した。両親は睡眠薬を飲んだ』と説明していることから、一家心中を図ったとみられる。
ひとつの謎が浮かぶ。“死の家族会議”に際して、いったい誰が死ぬという選択を口にしたのか、ということだ。猿之助が積極的に一家心中を主導したり、自殺の方法を考えたりした場合には、同意殺人罪(=承諾殺人)が適用される可能性がある。『両親に自殺の意思がどれほどあったかの立証が焦点になる』(捜査関係者)という。
さらに、自殺に使われたとされる睡眠薬についても、疑問が残る。大人3人が自殺するために必要な量を、いったい誰が、どのようにして入手したのか。」~『夕刊フジ』2023年5月22日発行分(3面)より
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辛坊)謎解きについては、専門家の解説が書かれていますが、そこは飛ばして記事を読んでみます。
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「不可解な点はまだある。猿之助だけが遺書を残していたことだ。段四郎さんと延子さんが遺書の類いを残していてもおかしくはないが、そうしたものは発見されていない。
さらに猿之助は遺書とみられる書き込みに、遺産の相続について親族以外の関係者に相続させるとする内容を書いていたという。しかしその内容についても、猿之助だけの遺産なのか、段四郎さんたちのものも含んだものなのか、明らかになっていない。」~『夕刊フジ』2023年5月22日発行分(3面)より
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辛坊)今回の問題について、この記事は非常にまとまり良く書かれています。
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