キャスターの辛坊治郎が6月12日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。コロンビア南部のアマゾン密林で5月1日に小型飛行機の墜落事故があり、乗っていた1~13歳の子供4人が行方不明になっていたが、約40日ぶりに無事発見されたことを巡り、「先住民だったから、ジャングルで生きる術を身につけていた」と解説した。

コロンビアの熱帯雨林で発見された子供4人と軍の兵士(大統領府提供) AFP=時事
コロンビア南部のアマゾンのジャングルで5月1日に小型飛行機の墜落事故があり、乗っていた子供4人が行方不明になっていたが、軍が9日、約40日ぶりに発見したと発表した。地元メディアによると、子供は13歳、9歳、4歳、1歳のきょうだいで、脱水症状や虫に刺された症状があるものの、命に別状はないという。
辛坊)墜落した小型飛行機には大人3人、子供4人の計7人が搭乗していました。このうち、子供たちの母親ら大人3人が亡くなりました。墜落した小型機の写真を見ると、機首から地面に突っ込んでいます。このため、機内の前部座席に座っていた大人3人が墜落の衝撃で亡くなったのだろうと思います。子供4人は後部座席に座っていたため、助かったのでしょう。
1~13歳の子供4人が墜落から約40日もジャングルの中で生き延びていたということで、世界的に大きなニュースになっています。子供たちが生き延びられた理由については、1歳の幼児を何としても助けなければいけないという責任感があったからだろうという説があります。
また、子供たちはアマゾン先住民の出身だそうです。つまり、子供たちはジャングルの中で生きる術を既に身につけていたため、助かったのではないかとみられます。母親を亡くしてかわいそうではありますが、子供たちが助かって本当によかったです。