EV用「全固体電池」2027年にも実用化方針のトヨタ 「世界の流れについていけるのか」辛坊治郎

By -  公開:  更新:

キャスターの辛坊治郎が6月13日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。トヨタ自動車が電気自動車(EV)向けに次世代の「全固体電池」を2027~28年に実用化する方針を明らかにしたことを巡り、「(このスケジュールで)世界の流れについていけるのか」と疑問を呈した。

EV用「全固体電池」2027年にも実用化方針のトヨタ 「世界の流れについていけるのか」辛坊治郎

トヨタ自動車が開発中の全固体電池  ~トヨタ ニュースルームより https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/39288466.html

トヨタ自動車は電気自動車の航続距離を伸ばせる「全固体電池」について、2027年から28年の実用化を目指す方針を明らかにした。課題としていた耐久性の向上に成功し、実用化に一定のめどがついたと発表した。

辛坊)電気自動車の部品の中で一番高価な物は間違いなく蓄電池です。ちなみに、家庭で一般的にどのくらいの電気が使用されているかを計算するときの基準値は概ね10キロワット時です。これに対し、最近の電気自動車に搭載されている蓄電池は、軽自動車でも20キロワット時、少し大きな普通車だと60キロワット時、大型の輸入車は90キロワット時です。

一方、蓄電池の問題点としては、発火・爆発の危険性や充電に長時間かかることが指摘されています。全固体電池は、こうした問題をクリアできます。この全固体電池について、トヨタ自動車は電気自動車向けに2027年から28年の実用化を目指すとしています。ただし、(このスケジュールで)世界の流れについていけるのかが大問題です。

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

Page top