7月3日(月)、辛坊治郎がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に筑波大学・中村逸郎名誉教授がゲスト出演。「プリゴジンの乱」の背景に、ベラルーシ・ルカシェンコ大統領によるロシア・プーチン大統領への積年の恨みがあると述べた。
『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』月~木曜日 15時30分~17時30分 生放送
6月23日、エフゲニー・プリゴジン率いるロシアの民間軍事組織「ワグネル」が起こした反乱。モスクワまで約200kmに迫ったところで、隣国ベラルーシのルカシェンコ大統領による仲介で収束した。
この反乱について、中村は「ルカシェンコ・ベラルーシ大統領が仕掛けた動き」と切り出し、「ルカシェンコは、プーチンのことを心ではものすごい怒っている。なぜかと言うと、プーチンはずっと20年近く、ベラルーシを自分の属国にしようと、乗っ取ってやろうとしてきた。何とかして、これに歯止めをかけたい」という思いがルカシェンコ大統領にあると言及。
先月、ロシアからベラルーシに搬入された戦術核の管理をめぐる言動についても「ベラルーシにロシアの戦術核を持って行って、運用をロシアが行うと確かに合意文書には書かれてあるが、ベラルーシが介入することを禁止するとは書かれていない」と指摘。「だからもう今、ルカシェンコ大統領は戦術核は自分たちのものだと乗っ取っている」と述べた。
その上で「ルカシェンコはこれで(ロシアの戦術核で)ウクライナを攻撃するつもりはまったくなく、反対にロシアに対して脅しに使ってやろう、いざとなればロシアにぶちこむぞっていう勢い」と語った。
今回の事態収束の動きについて、中村は「プーチンは完全に蚊帳の外で話し合いが行われて、そこに絶妙のタイミングでルカシェンコが出てきて、プリゴジン率いる民間軍事組織ワグネルを自分たちが引き取ってやると言い出した」とし、「プーチンに真っ向から歯向かってきたプリゴジンを、プーチン勢力によって潰されるんだったら、こんなすごい部隊は自分たちがもらっちゃおうと。今度、プーチンに反抗するときにプリゴジンを使って巻き返しをしてやろう」という狙いがあると指摘。「この20年間に及ぶルカシェンコのプーチンへの恨み」が、その背景にあると明かした。
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■番組タイトル:ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』
■放送日時:毎週 月~木曜日 15時30分~17時30分
■パーソナリティ:辛坊治郎
■アシスタント:増山さやかアナウンサー(月~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)