7月16日(日)、土田晃之がパーソナリティを務めるラジオ番組「土田晃之 日曜のへそ」(ニッポン放送・毎週日曜 12時~16時)が放送。ゲストに登場したお笑いコンビ・宮下草薙の草薙航基と宮下兼史鷹が、コンビ結成時のエピソードについて語った。
『土田晃之 日曜のへそ』では、7月の1か月間「太田プロ創立60周年おめでとう月間」と題し、土田も所属する太田プロの人気芸人が毎週登場する月間特別企画を実施。この週は宮下草薙を迎え、太田プロ内の話を中心に様々なトークで盛り上がった。
太田プロには他事務所から移籍してきた芸人がいる中、宮下草薙は、養成所である『太田プロエンターテインメントカレッジ』出身の“純・太田プロ”とのこと。そんな珍しい2人だが、実は一時期、太田プロを離れていた時期があったという。
草薙:僕は、養成所を出たけど(太田プロに)所属できなかったんですよ。宮下は所属したんですけど、僕と組むってなったときに、「所属している人としてない人は、本来組めない」って言われたんですよ。
新内眞衣(番組パートナー):「組めない」ってなって、どうしたんですか?
草薙:宮下が、僕と組むために事務所を辞めてくれたんですよ。
新内:えっ!? 愛ありますね!
草薙:フリーになってくれて、違う事務所のオーディション受けて……。
宮下:尖ってたのもあって、「(コンビを組んだら)ゼロからだ」って言われて腹立っちゃったんですよ。「今までの実績は……?」と思って。「すぐにほかの場所で所属してやるよ」って言って、2年ぐらいさまよって……(笑)
新内:ええっ!?
土田:あ、結構空いたんだ?
草薙:で、頭を下げて戻ってきました……(笑)
一同:(笑)
草薙:受け入れてくれるっていうのがね。
宮下:優しいです、本当に。
道を違えるようにして出て行ってしまった自分たちを再び迎え入れてくれたとして、2人は当時を振り返り太田プロへ感謝。また、結成時の話として、考えていたコンビ名についても言及した。
当時、コンビ名を決めるために案を持ち寄ったという2人だが、“コンビ名”というセンスや人柄などが如実に表れるものを自分から言い出すのが恥ずかしく、「どちらも先手を取らなかった」とのこと。結果的に2人の名前を合わせたコンビ名に決まったため、それぞれの案はお蔵入りになったが、トーク中2人が改めて、お互いの考えていたものを発表した。
新内:(コンビ名の案に関して)何を作っていったか覚えてます?
宮下:僕は、好きな映画がそれなので……『ファイトクラブ』っていう(笑)
一同:(笑)
土田:いいじゃん! いそうだし。
草薙:あのときに言ってくれれば、それになってたのに(笑)
土田:え、草薙は?
草薙:なんか、柔らかい感じがいいなと思って……(笑)
宮下:そのときのだからね。別に。
草薙:え~っと……は、はみ、『はみがき粉』みたいな(笑)
新内:いいじゃないですか(笑)
土田:今ならいそうじゃん(笑)
今でも恥ずかしいのか、言いにくそうにしながら発表した2人。しかしそれぞれのキャラクター性が表れたコンビ名は、土田や新内には好評な様子だった。
その後のトークでは、潔癖症な家庭で育ったという宮下が、新婚生活でのルールについて明かす場面も。そんな宮下とは対照的に、草薙が1人で住んでいたアパートはかつてゴミ屋敷だったそうで、当時2つ隣の部屋に住んでいた宮下が、たびたび片付けに行っていたと語った。
次週23日の放送では、同じく太田プロから、お笑いコンビ・マシンガンズの西堀亮と滝沢秀一が登場。5月に『THE SECOND~漫才トーナメント~』で準優勝を果たした2人を招き、熱いトークを繰り広げる。
番組情報
■パーソナリティ:土田晃之 ■パートナー:新内眞衣
トークの達人・土田晃之がお届けする、お昼12時から4時間の生放送。
72年生まれ土田晃之の青春時代の懐かしいあの話から、プライベートに仕事に気になるニュースまでしゃべりまくり!
ときには、ビッグなゲストも登場!? 日曜のお昼にピッタリなのんびりモードでお届けします。