マイナンバーカードによって選挙時のネット投票も可能になる 高橋洋一が指摘

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数量政策学者の高橋洋一が7月26日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。マイナ保険証のメリットについて解説した。

マイナンバーカードによって選挙時のネット投票も可能になる 高橋洋一が指摘

※画像はイメージです

これまでの保険証での本人確認のミスは年間約500万件 ~コストは1000億円

飯田)マイナンバーカードについて、いろいろ議論がありますが。

高橋)マイナンバーカードで保険証が使えるようになりましたが、私が行くクリニックにもカードリーダーが設置されました。いままでの保険証では本人確認のミスが随分あり、年間約500万件と言われていて、コストは1000億円ほどかかると厚労省のデータにも出ています。

飯田)約1000億円ですか。

高橋)そういうミスが少なくなった。暗証番号だけでなく、顔認証もOKです。マイナンバーカードのなかには、実は顔の画像データが入っているから、顔認証ができるのですよね。

マイナ保険証になり、本人確認のミスが激減

高橋)だからオンラインで本人確認できます。それを「本人再確認」と言うのですが、本人確認のミスが少なくなったので、「マイナ保険証になってから、すごく楽になった」とみんな言っていますね。

飯田)認証し、本人を確認する作業にはカードが必要です。しかし、カードのなかにデータが入っているわけではない。

マイナンバーカードによって選挙時のネット投票も可能に

高橋)マイナンバーカードとは何かと言うと、リアルの身分証、かつネット上での身分証なのです。ネット上で身分証代わりに使えるから、選挙でのネット投票も可能ですよ。

飯田)ネット投票も可能になる。

高橋)マイナンバーカードのなかにICチップのアプリが入っているので、そこから読み取ることができます。

飯田)ネット投票は「1人1票」の原則がどう担保されるかが問題だったけれど、本人確認ができれば、現在よりも「なりすまし」を防止することができるかも知れない。

高橋)技術的にはできるのだから、進めていけばいいと思います。

飯田)あとは「間違いを絶対に許さない」というような日本の風潮があるので、そこで足踏みしているのかも知れません。

高橋)ヒューマンエラーの確率は宝くじに当たるような話だから、詫び石的なものを配ってお詫びすればいいではないですか。現在のシステムの方が、はるかにミスは大きいのです。例えば健康保険証なら本人再確認を約500万件しなければならず、それには約1000億円掛かる。それに比べたらマイナ保険証の方が、はるかにコストも間違いも少ないですよ。

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