宮崎駿が激賞した『茄子』以来の衝撃作 天才・黒田硫黄が手掛ける驚愕の自転車マンガ『ころぶところがる』の魅力

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7月30日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、黒田硫黄による作品『ころぶところがる』のおすすめポイント3つを紹介した。

宮崎駿が激賞した『茄子』以来の衝撃作 天才・黒田硫黄が手掛ける驚愕の自転車マンガ『ころぶところがる』の魅力

番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『ころぶところがる』をピックアップ。この作品は、吉田も大ファンだという黒田硫黄が手掛ける、驚愕の自転車マンガとなっている。

今回は吉田が、バーチャルシンガーソングライターの夢追翔 (ゆめおいかける)をゲストに迎え、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「『茄子』以来の衝撃」。

黒田硫黄さんは、2000年代初頭に『茄子』っていうマンガを描いていたんですよ。今回の『ころぶところがる』も、各話ごとに全然シチュエーションが違う作品なんですけど、『茄子』も、“茄子”がどこかに出てくること以外には共通点がないんです。日本の話もあるし、スペインの話もあるし。『茄子 スーツケースの渡り鳥』っていうアニメ映画があるんですけど、(原作では)自転車レースがテーマで、最後の最後にしか茄子は出てこないんですよ。このマンガが面白すぎて、たった1話しかなかった短編が、アニメ映画になったんですよ。で、それを、宮崎駿さんが激賞してるの。その『茄子』以来の、同じ構成のマンガを、黒田硫黄さんが描いてきたんですよ。

夢追:それは期待ですね!

吉田:おすすめポイントその2は「筆の絵とペンの絵のハイブリッド」。

普通マンガって、今だとペンで描いたりするけど、ほぼ全て、筆で描いてるんですよ。でも、エッセイの部分になると、普通にペンで描いてるんですよ。同じ作家さんが、同じ画力なんだけど、違う画材で描いてるんです。

CUBERS・末吉9太郎(パートナー):1話の中でも全然違うタッチですよね。

吉田:おすすめポイントその3は「本気の自転車好きが描いている」。

黒田硫黄さんって、元々自転車が大好きなんですよ。これって、どこで連載されていたかというと、自転車情報誌の老舗『Cycle Sports』に載ってたマンガなんですよ。それを小学館から出しているのが、この『ころぶところがる』なんですけど。自転車って、動力が人間じゃないですか。自転車って2つの車輪だから転びそうだけど、それを、転ばないように頑張り続けていくと自転車になるんですよ。その“自転車とはなんぞや?”というのを、すごく短い言葉で表現したのが『ころぶところがる』なんです。“自転車とは何か?”みたいなことも分かってくるんですけど、何よりマンガとしてワンダーなので、天才・黒田硫黄の作品をぜひ体験してみてください。

『ころぶところがる』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は、単行本が7月12日に発売されたばかり。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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