兵庫県明石市の元市長、泉房穂氏が8月7日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演し、辛坊と対談。泉氏が平成29年6月、道路拡幅工事に伴うビルの立ち退き交渉をめぐり、担当の市幹部に「燃やしてしまえ」「火をつけて捕まってこい」などと暴言を浴びせていたことが話題となり、自身で当時の現地を取材した辛坊は「発言したくなる気持ちは理解できた」と、泉氏を改めて擁護した。
![前明石市長・泉房穂氏](https://news.1242.com/wp-content/uploads/2023/08/10000000000000094641_20230807184303093419_P221227000102RS.jpg)
兵庫県明石市長当時の泉房穂氏 =2022年12月24日、兵庫県明石市 写真提供:産経新聞社
泉)辛坊さんには当時も擁護していただきましたね。
辛坊)泉さんは当時、かなりたたかれていました。それで、実際にはどうなのだろうと思い、明石市へ取材に行ってみたんです。すると、確かに当該のビルのせいで再開発が遅れていました。再開発が遅れているために、道路が変な形になっていて、交通事故も多発していたんです。その現状を実際に見て、立ち退かせなければ交通事故が続くことは容易に想像できました。それで、放っておいたらいけないと思ったんです。泉さんが、あのような発言をしたくなる気持ちは理解できましたよ。
泉)ただ、言葉は選ばないといけませんでしたね。