キャスターの辛坊治郎が11月28日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。茨城県笠間市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの疑い事例について、同県が27日、遺伝子検査で陽性が確認されたと発表したことに触れたうえで、「鳥インフルエンザの原因は現在の定説では自然の鳥だが、20年ほど前に専門家は『人間が持ち込んだ』と言っていた」と指摘した。
茨城県笠間市の養鶏場で26日、多数のニワトリが死んでいるのが見つかり、検査の結果、茨城県は鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。今シーズン、全国で2例目となる。2004年に国内で79年ぶりに発生した後は数年おきのペースだったが、今月の感染確認で初めて4期連続となった。
辛坊)鳥インフルエンザウイルスに関して、専門家の言うことが信じられないと思い始めた経験があります。ニュースにあったように、2004年に国内で久しぶりに流行したときがきっかけです。
当時、養鶏業者の中には自殺される方も出ました。鳥インフルエンザの流行の原因について、私は渡り鳥ではないかと考えました。ところが、専門家に話を聞きにいくと、口をそろえて「こういうウイルスは人間が持ち込むんです」と言うんです。「自然の鳥なんか関係ありません」と。
ところが現在の定説では、原因は自然の鳥だということになっています。では、20年ほど前に原因は人間だと言っていた専門家の説は一体何だったのでしょう。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)