キャスターの辛坊治郎が2月8日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。4月から導入される一般ドライバーが自家用車を使って有償で客を運ぶ「日本版ライドシェア」を巡り、「利用者が最も求める運賃の自由化に関しては、国もタクシー業界も絶対に許さないという姿勢がはっきりしてきた」と指摘した。
国土交通省は7日、4月から導入される一般のドライバーが自家用車を使って有料で人を運ぶ「ライドシェア」の制度案を有識者会議に示した。2年ごとに更新が必要な国の許可制とすることや、予約時に運賃を確定させ支払いはキャッシュレスで行うこと、運行を管理するタクシー会社にドライバーの勤務状況の把握を求めるなどとしている。
辛坊)ライドシェアは、タクシー運転手の人手不足を補うために導入されます。専用アプリで予約時に目的地を確定させますから、私のような気の弱い人間も近距離だからといって乗車したときに恐縮せずに済みます。
そういった心理的なハードルはタクシーと違って解消されますが、利用者が期待しているのは、繁忙期はともかく、閑散期は現行のタクシーより安く、気軽に使えることでしょう。しかし、運賃はタクシー並みです。利用者が最も求める運賃の自由化に関しては、国もタクシー業界も絶対に許さないという姿勢がはっきりしてきたという感じがします。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)