はやぶさ（左：ヤマト、右：ヒカル）、中山秀征

ニッポン放送のイマジンスタジオから演歌・歌謡曲・J-POPのライブショーをお届けする『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪』（毎週日曜朝5時30分〜／司会：中山秀征・アシスタント石川みゆき）、4月27日放送分の収録が行われました。

石川みゆき、一条貫太、三船和子、はやぶさ、中山秀征

今回のゲストは、三船和子さん、はやぶささん、一条貫太さんです。

はやぶさ（左：ヤマト、右：ヒカル）

オープニングでは、はやぶさのヒカルさんとヤマトさんが『献身』（秋庭豊とアローナイツ）を披露しました。

「ムード歌謡の中でも、好きな人への愛にすべてを捧げる女性の情熱的な覚悟を描いた作品です。そんな激情的な一曲に挑戦させていただきました」（ヒカルさん）

新曲『夜霧のセレナーデ』についてヒカルさんは、

「ベイエリアを舞台に、儚く散った恋を思い出しながらたたずむ女性の姿を描いた王道のムード歌謡になっています」

一方、ヤマトさんは新曲について、

「鶴岡雅義先生の作曲による“三部作”の最終章です。昭和のムードコーラスを、令和の今、懐かしんでいただけるような作品に仕上がっています」

はやぶさ（左：ヤマト、右：ヒカル）、中山秀征、石川みゆき

少年のような笑顔が印象的なヒカルさんですが、今年ついに生ビールが飲めるようになったそうです。

「以前は一口も飲めなかったんですが、仕事を終えた後に飲む生ビールの喉ごしが『うまい！』と感じるようになってきました。でも、グラス一杯で十分ですけどね（笑）」

一方、すらりとしたスタイルのヤマトさんは、かなりの偏食家。しかも、年々苦手な食べ物が増えているのだとか。

「トマト、アスパラ、ほうれん草、インゲン、きのこ、それから卵が苦手です。茶碗蒸し、卵焼き、だし巻き卵、スクランブルエッグも食べられないんです。アレルギーではなく、匂いがちょっと苦手なんですよ。でもゆで卵は好き。おでんの卵は大好きです！　それから辛いものや熱いものも苦手なんです。ざるそばに日本酒、これが一番好きですね（笑）」

一条貫太

懐かしの昭和歌謡から『祝い船』（門脇陸男）を歌った一条貫太さん。

「私のマネージャーさんが、元々門脇陸男さんの担当をしていまして、当時の話をたくさん聞きました。驚いたのは、結婚式場にアポなしでキャンペーンをした話です。結婚披露宴会場に乗り込んで『祝い船』を歌うと、突然のことでみなさん驚きましたが、めでたい歌なので、大変盛り上がり、その後レコードも売れたと聞いています。去年9月に発売したカバーアルバム『～演歌大漁節～ 海の演歌十二選』にも収録しています」

新曲『凪か 嵐か』を2月19日に発売した一条貫太さん。

「私にとって、海の歌はこれで第3弾です。海は出てみないと凪か嵐か分からないということを歌っていて、これからスタートする人たちの応援歌になればと思っています」

一条貫太、中山秀征

大先輩の鳥羽一郎さんに焼肉に誘われたという一条貫太さん。

「僕が肉を焼きますと言ったんですが、鳥羽さんが『いいよ、俺がやる』と焼いてくれたんです。『ほら、食え』と皿に置かれたお肉を食べたら、生焼けだったんです。焼けていないとは言えないし、いいお肉だからレアがうまいのかなと思って食べていたんです。そのうち、鳥羽さんも食べ始めて、『お、これ生焼けだな』と言って焼き直して食べているんです。食べ終わったら『帰るぞ！』と席を立つので、慌ただしく帰ることになりました。ゆっくり話すことはないんです。鳥羽さんってせっかちなんですよね（笑）」

三船和子

ビッグステージに登場した三船和子さんは、代表曲『他人船』を歌唱しました。

「歌手を目指して愛知県一宮から上京したのは15歳の時でした。その後、恩師・遠藤実先生に出会い、17歳の時に『他人船』でヒットをつかみました。当時、母親が着るような地味な着物で歌っていたので、周囲からは年齢を誤魔化しているんじゃないの？ 本当は30歳を過ぎているんじゃないの？ と見られていたんです（笑）」

新曲『びわ湖しぐれ』を4月2日に発売した三船和子さん。

「昭和40年にデビューして、今年で60周年を迎えました。歌手として還暦を迎えた気分です。今回の新曲は、琵琶湖を舞台にした悲恋の物語で、しっとりとしたメロディーが特徴の風情ある演歌作品です。これまで夫婦をテーマにした曲が多かったので、今回は今までにない悲恋にチャレンジしました」

三船和子、中山秀征、石川みゆき

春を迎え、心も弾むように微笑む三船和子さん。

「花が大好きなんです。いただいた花を大事に育てて、また花が咲くととても嬉しいですね。でも、なかなか咲かない花もあって、3、4年前にいただいた牡丹はずっと咲かずにいたんですが、今年やっと大輪の花をつけてくれました。私も今年、60周年を迎えましたので、もう一花、咲かせようと思っています（笑）」