未来をつくるスタートアップ企業にフォーカスし、パーソナリティの宇垣美里がスタートアップ企業の挑戦や革新的なアイデアに迫り、それぞれの「夢」を深堀りしていくポッドキャスト番組『宇垣美里のスタートアップニッポン poweredby オールナイトニッポン』の第48回が 12月2日（火）に配信された。

第48回のゲストには株式会社Luupの代表取締役社長 CEOである岡井大輝が登場。同社は、電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアリングサービス「LUUP」で、街の“短距離移動”を快適にするマイクロモビリティプラットフォームの国内最大手。専用のアプリケーションで近くのポートから車両を借りて、好きなポートに返せるシンプルな仕組みで、都市の移動手段を大きく変えつつある。

全国での展開は着実に拡大中で、日本の街中で急速に存在感を増しており、利用者の年齢層も10代～60代まで幅広く、通勤・通学・買い物・観光など用途は多様に渡る。「LUUPで街じゅうを“駅前化”することを目指している」と語る岡井。「電車・バスといった基幹交通を“動脈”とするなら、LUUPは“毛細血管”として街中を細かくつなぐ存在にしたい」と想いを明かした。

宇垣が「大都市よりも交通網が整備されていない過疎地方都市の方がLUUPを活用できるのでは？」と質問すると、岡井は「タクシーやバスなどがこれ以上整備されない過疎地方都市にも、徒歩移動が多い都市部でも利用者を増やす必要がある」と語った。

これからの目標について岡井は、「今後、都市の駅近の地価は上がっていくと思う。駅前の街づくりはできているが、駅から離れた場所や、駅から遠い商店街などが100年後も残っていくように、LUUPを使ってインフラを整備し、新たな形のまちづくりに貢献したい」と語ると、宇垣も「そのような街づくりをとても楽しみにしています」とコメントした。

最後に宇垣が「生活を送ったり、仕事をするうえで大切にしていることはありますか」と質問すると、岡井は「“ありのまま”。会社が大きくなってもいつまでも等身大で生きたい」と回答した。

『宇垣美里のスタートアップニッポン powered by オールナイトニッポン』は毎週火曜午前6時頃、ニッポン放送PODCAST STATIONほか各ポッドキャストアプリで配信中。