研究者を、もっとジユウに!紙の自由さとデジタルの利便性を融合した“電子実験ノート”で研究現場を変える

By -  公開:  更新:

未来をつくるスタートアップ企業にフォーカスし、パーソナリティの宇垣美里がスタートアップ企業の挑戦や革新的なアイデアに迫り、それぞれの「夢」を深堀りしていくポッドキャスト番組『宇垣美里のスタートアップニッポン powered by オールナイトニッポン』の第45回が 11月11日(火)に配信された。

研究者を、もっとジユウに!紙の自由さとデジタルの利便性を融合した“電子実験ノート”で研究現場を変える

第45回のゲストには、株式会社JIYU Laboratories(ジユウ ラボラトリーズ)の代表取締役である高野泰朋が登場。高野は大学准教授として研究・教育に携わった経験を持ち、研究の現場から感じた課題をテクノロジーで解決する起業家。

同社が開発するのは、紙の自由さとデジタルの利便性を融合した電子実験ノート「Jikken Note」。柔軟に書き込める手書きの良さと、データ管理・検索・共有をデジタルで行える利便性を兼ね備えた次世代研究支援ツールで、研究者が紙に記録した内容をデジタル化することで、これまで数時間〜数日かかっていた情報検索を大幅に短縮できるという。

話を聞いた宇垣は、「仕事の引き継ぎの時などにも便利ですね」と共感。現在は研究職向けに提供しているが、将来的には一般への展開も考えているという。高野は大学時代、小惑星探査機「はやぶさ2」のアンテナ開発に関わっていたとのことで、宇垣は「現場で働いていたからこそ、DX化されていない現状や問題点などを実感できたのですね」と起業のきっかけに納得していた。

現在の「Jikken Note」に辿り着くまでにいくつもの失敗や不運があったという高野。「それでも折れなかった理由」を宇垣が尋ねると、高野は「研究の現場には非効率なことがあるが、研究者たちはそこを解決しても評価はされない。ただその問題を解決できれば、日本の研究力がさらに上がる」と想いを明かした。

最後に宇垣が「生活を送ったり、仕事をするうえで大切にしていることはありますか」と質問すると、「始めるためにまずハジ(始・恥)める」と躊躇や恥じらいを捨ててまず1歩踏み出すことが大切と語った。

『宇垣美里のスタートアップニッポン powered by オールナイトニッポン』は毎週火曜午前6時頃、ニッポン放送PODCAST STATIONほか各ポッドキャストアプリで配信中。

研究者を、もっとジユウに!紙の自由さとデジタルの利便性を融合した“電子実験ノート”で研究現場を変える

【番組概要】
番組名:『宇垣美里のスタートアップニッポン powered by オールナイトニッポン』
パーソナリティ:宇垣美里
配信日時:毎週火曜日 6時頃
配信先:ニッポン放送PODCAST STATION (https://podcast.1242.com/)、Apple、Spotify、AmazonMusic等各種Podastアプリ
番組メールアドレス:sun@1242.com
番組ハッシュタグ:#スタートアップニッポン 

Page top