「腕を組む」位置でわかる相手の心理【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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腕を組む』仕草から見る心理

 『自分を守るという心理

『腕を組む』という仕草は、基本的に人は不機嫌な時に腕を組むと言われています。
“腕を組む”という仕草を見せることで、“自分は今、機嫌が悪いです”ということを表現しているそうです。
また不機嫌以外にも、相手に対しての警戒心や敵対心、そんな心理も働いているそうです。
腕組みをしている人を見ると、何か偉そうに感じたり、威張っている印象を受けることが多いですが、実際には“自分を守る”という心理が働いているそうです。

位置によって心理は違う

同じ『腕を組む』でも、腕を組んでいる位置によって心理も変わってくるそうです。

高い位置

例えば『高い位置で腕組みをしている場合』。
これは無意識に“相手を威嚇”していることが多いそうです。相手より少しでも優位に立って、自分を大きく見せたい!そんな心理から腕を高い位置で組むそうです。
また高い位置で腕組みをしている場合、怒りが爆発して怒鳴る寸前でもあるそうなので、相手の方がそういう時はこちらが感情を抑えることで、衝突を避けられるそうです。

おなかの上あたり

『お腹の上あたりで、腕を組んでいる場合』。これは“考え事や何か物事に集中している時”に表れるそうです。

低い位置

『腕組みの位置が低い場合』。これは“緊張や不安を感じている時”だそうです。
決して機嫌が悪いとか、相手を拒絶しているわけではないですが、今の状態や雰囲気に不安を感じたり、相手を警戒している時は無意識に低い位置で腕組みをする・・と考えられているそうです。

背中を丸めた状態

さらに“背中を丸めた状態”で腕組みをするケースもあります。この仕草には緊張感や焦り、動揺が隠されているそうです。

ですので、低い位置で腕組みをしている人、背中を丸めるように腕組みをしている人に対しては、まずは緊張感や警戒心を取ってあげることが大切です。相手をリラックスさせてあげることで、自然と腕を組む仕草が解消されるそうです。

(2016/5/26放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい
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