
瀬戸内寂聴 人を幸せにするものは、物やお金ではありません
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1703回 人を幸せにするものは、物やお金ではありません。他人の苦しさや悲しさを思いやる心、人にやさしく振る舞い、困っている人達を助けようとする智慧(ちえ)ある心です。 瀬戸内寂…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1703回 人を幸せにするものは、物やお金ではありません。他人の苦しさや悲しさを思いやる心、人にやさしく振る舞い、困っている人達を助けようとする智慧(ちえ)ある心です。 瀬戸内寂…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1702回 「失敗してしまった」とか「もっとああすればよかった」と考える人は、成長する芽を持っている人です。どうしてあんな失敗をしたのかと振り返ることは、決して後ろ向きなことでは…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1701回 自分の命はこの世で誰かを幸せにするため、何かの役に立つために授かったのです。生まれさせてもらった以上、定命(じょうみょう)の尽きる日まで、苦しくても人間は生き抜く義務…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1700回 どうしたら自分に自信が持てるようになるか。それは、誰にでもその人ならではの才能があるのだから、自分と向き合って、自分の長所をよく知ることです。長所こそ、あなたの才能で…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1699回 誰かを好きだと思うことは、幸せへの第一歩です。その人がそこにいるだけで、胸がときめいて幸せな気持ちに満たされます。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1698回 若い内は、自分のしたいことや欲しいものに、がむしゃらに挑戦してください。それで傷つくことや、血を流すこともあるでしょう。でも、若ければ体の傷も心の傷も癒えるのが早いか…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1697回 私達は、今、自分に与えられた目の前の仕事を一生懸命にやるしかありません。それが生きている者の義務です。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 〈最新…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1696回 まず好きなことをやってみましょう。その一歩を踏み出せば必ず人生が楽しくなりますよ。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 〈最新刊〉 寂庵コレクショ…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1695回 自分はまだ若いし、好奇心はたっぷりあるから、未知のものを開拓してみようと思い続けることで、老いの訪れを引き延ばすことができます。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1694回 人間は互いに許し許されて生きています。自分のことも、相手が随分と我慢してくれているのだと考えてみましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 〈…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1693回 京都・法輪寺の境内から見下ろす嵯峨野の春は、この世のものではないように閑(しず)かで麗しいです。大堰川の川原を菜の花が黄金色に敷き詰め、黄昏の気配で、夢幻的な風景にな…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1692回 何をしてもいいけれど、自分のしたいことによって、人に迷惑をかけたり、人を不幸にするのはよくありません。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 〈最新…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1691回 その人のことをいつまでも忘れないことが、一番の供養です。法要は亡くなった人を忘れないための行事だと思います。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 …
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1690回 円山公園と平安神宮のしだれ桜が、京都の春の花だよりの先駆けです。疎水(そすい)べりの桜並木や、常照皇寺のしだれ桜、御室の桜も美しく、心華やぐ季節の到来です。 瀬戸内寂…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1689回 私は九十歳を過ぎても文芸誌や新聞に連載を続けてきました。自作を褒められると嬉しさが込み上げてきて、「よしっ! まだ書けるぞ」と思うのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユー…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1688回 仏様はやさしいですから、いかに不器用でも、努力する人、前に進もうとしている人を決して見捨てたりはなさいません。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1687回 若い内は、途中で諦めないで、自分の夢に向かって、全身でぶつかってください。好きだということが才能です。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 〈最新…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1686回 京都が美しいのは、山の峰、池や川の一つ一つが、千年の歴史の哀愁を秘めているからでしょう。野の草一本、小径の石ころ一つにも、歴史の吐息が沁みついているようです。 瀬戸内…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1685回 人生において、出逢いは一つや二つではありません。どの出逢いが唯一最高の出逢いなのかわかりません。別れて傷つくことを恐れないでください。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ …
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1684回 今までいたところを離れると、新たに見えてくるものがあります。これは仕事でも恋愛でも同じです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 〈最新刊〉 寂庵…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1683回 『菩薩処胎経(ぼさつしょたいきょう)』には、「一針を海中に投じて、之(これ)を求むるに、なお得(う)べし。一たび人身を失うて、また得がたきことは、是(ぜ)よりも過ぎた…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1682回 過去を懐かしむのもいいけれど、自分が生きている今、この時の中で、新しい発見をしてください。日常生活に追われて、感動する心をどこかに置き去りにしていませんか。 瀬戸内寂…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1681回 明日のことは誰にもわかりません。だからこそ、「あの子が好きだ」と思ったら、今日の内に告白してください。今できることを今、全力でやるのが「切に生きる」ということです。 …
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1680回 何が善で何が悪か。人は何のために生きるのか。弱者にはどう対処すべきか。そういった道徳のいろはは、大人が責任を持って子供に教えるべきだと思います。 瀬戸内寂聴 撮影:斉…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1679回 親に小言を言われても、自分が選択した道を信じて前に進みましょう。人の言うことにいちいち左右されていたら、前に進めませんよ。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1678回 人生で納得のいかない不条理な出来事に遭遇しても、決して投げやりになったり、絶望しないでください。世間の不条理を真正面から冷静に受け止め、なぜこのようなことが起きたのか…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1677回 憎らしい人に会う苦しみを仏教では「怨憎会苦(おんぞうえく)」といいます。苦手な気持ちを抑えて、憎らしいと思わなくなるようにしたいものです。まず、自分の心を変えることか…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1676回 何歳になっても、誰かを好きという感情を持ちましょう。いつも心の中に好きな人がいると幸せな気持ちでいられます。張り切っていい仕事ができるし、自分の周りも明るくなるもので…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1675回 今すぐにでも好きなこと、新しいことに取り組んでください。お習字でも、刺繍でも、料理でもなんでも結構です。そうすると、自分でも思いがけなかった新境地が開けると思います。…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1674回 「走っている自転車は転ばない」といいますが、私は走りながら何度も転び、そしてすぐ起き上がって走りました。前方をよく見て休まず走れば、いつかは目的地に到達できると信じて…