本物?「最近の落語ブーム」 【ひでたけのやじうま好奇心】

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けさは、大学時代は落研で大変な落語通、ニッポン放送栗村智アナウンサーに、「最近の落語ブームは本物なのか?」について話を聞きます。

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落語家さんが今、多いそうですね。

栗村)今、東西合わせて落語家は800人程いると言われています。(江戸時代以降で、最多)

本当にブームなんですか?

栗村)はい。若い女性が増えています。今、上司のお酒の誘いを「今夜はちょっと」と言って、断る若い子がいるんです。
そんな若い世代の子は一人の世界、空間で遊んだり、没頭したりするのが好き。
一人カラオケ、一人焼き肉、そして、一人落語。
今、寄席では一人で落語を楽しんでいる若い女性が沢山いて、華やか。
思わず客席を見入ってしまいます。

雑誌などによると、落語家で生活できるのは800人のうち、上位100人だという事ですが、二ツ目の若手は生活できるんですか?

栗村)寄席の数に限りがあるので、昔は二ツ目さんは暇だったんですが、今、公務員の人が補助金を使って、各地の公民館や会館などに二ツ目さんを呼んで落語会を開くケースが増えているんです。
生活自体は苦しくても、落語をやって生きていける状況にあります。

私は落語家さんの枕が好きなんですが、栗村さんご推薦の枕の話が上手い落語家さんは?

栗村)20年前は春風亭小朝さん。今は柳家喬太郎さん、春風亭一之輔さん、桃月庵白酒さん、柳屋三三さん、そして、「笑点」の新しい司会者でもある春風亭昇太さん。

落語のチケットはどうやって取ればいいんですか?

栗村)落語版の「ぴあ」とも言える日本唯一の寄席演芸専門の情報誌「東京かわら版」が便利。
来月〜半年先ぐらいまでのチケット発売情報が載っているページ「早耳情報」を使えば、人気の落語家さんでも、早めにチケットを取れるので、おすすめです。

7月22日(金) 高嶋ひでたけのあさラジ!三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より

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