10/10(月・祝)千葉県いすみ市・岬ふれあい会館にて『SATOYAMA&SATOUMI movement』のイベント“遊ぶ。ふれあう。体験する。SATOYAMA & SATOUMI秋キャンプ inいすみ”が開催され、午前中にオープニングセレモニーが行われた。
SATOYAMA&SATOUMI movementとは、里山・里海の文化やライフスタイルを見つめ直し、そこで暮らす快適さや楽しさを提唱するプロジェクト。セレモニーのステージには、矢口真里、嗣永桃子、℃-uteなどハロー!プロジェクトメンバーが顔を揃え「みなさんお集まりいただいてありがとうございます。今日は一緒に楽しみましょう」(℃-ute矢島舞美)、「カントリー・ガールズとして、しっかり里山里海の魅力を伝えていきたいです」(山木梨沙)と意気込みを語った。また、いずみ市太田洋市長や農林水産副大臣齋藤健氏も登壇し、「この会館が午前中から満員なのは初めて。地方を盛り上げるイベントが開催できて嬉しく思います。田舎は田舎らしく、ここならではの魅力を大事にがんばっていきます」(太田氏)、「日本の農業や水産には大きな可能性があります。みなさんに地方の魅力をたくさん知っていただきたい。今日はぜひ楽しんで行ってください」(齋藤氏)とアピールした。
セレモニー後半では、“リアルでしか感じられないものがあるから。”のコンセプトのもと、里海と里山が共存するいすみ市に短期間移住したBitter & SweetとLoVendoЯの岡田万里奈が、そのときの体験をレポート。いすみ市の自然の恵みと人の温かみに触れた思い出を話すうちに、メンバーが感極まって涙を見せるシーンもあった。また、先日いすみ市を訪れた岡田と森戸知沙希(カントリー・ガールズ)の2人が千葉の花と言われる菜の花の種を植えてきたことを報告。来春の開花に期待をしていた。
また、いすみ市、京都府宇治市、茨城県常陸太田市、埼玉県秩父市など地方特産物の紹介するコーナーでは、高橋愛、℃-ute、吉川友が各地の特産物のおいしさを賑々しくアピール。メンバーによる歌唱なども行われ、会場を大いに盛り上げた。
オープニングセレモニーの後、正午からはニッポン放送の公開生放送ステージ「ホリデースペシャルSATOYAMA&SATOUMI movement with ゆうきのつばさ2016」が行われ、カントリー・ガールズや岡田万里奈・吉川友によるレポートや「障がいがある人と共に暮らせるインクルージョン社会」をテーマに細川佳代子さんとリオデジャネイロ オリンピックメダリスト三宅宏実さんが対談、堀内孝雄、高山巌、因幡晃らによるライブが披露された。
会場の外には、30を超えるブースや屋台などが並び、来場者はいすみ市名産のお米やタコ料理など、いすみならではのグルメを堪能した。午後には、地元の和太鼓チーム「凪」のパフォーマンスや、SATOYAMA&SATOUMI movementのテーマ曲となる「キャベツ白書」(つばきファクトリー)、出演者全員による「この街で」の歌唱が行われ、イベントを彩った。
なお、次回のSATOYAMA&SATOUMI movementは、2017/3/25(土)26(日)の2日間、幕張メッセにて開催される。