世界ジュニアで最年少優勝「東京でメダルを獲る!」卓球男子・張本智和(13歳)スポーツ人間模様

By -  公開:  更新:

18歳以下で争われた世界ジュニア卓球選手権シングルスで、日本の張本が勝ち、13歳163日の大会最年少で優勝しました。団体とあわせて2冠となりました。

張本智和

卓球世界ジュニア選手権の男子シングルスで最年少優勝を果たした張本智和選手=7日、ケープタウン 写真提供:共同通信社

張本の両親も中国出身です。母・張凌は世界選手権代表のキャリアがある。卓球といえば、ご存じのように中国の独壇場です。リオデジャネイロオリンピックへ出場各国の代表、4分の1が中国から帰化した選手で締めていました。エリート路線から外れた選手がオリンピック出場を目指し、世界中へチャンスを求めた結果です。

ラケットを握ったのは2歳。両親から英才教育を施され、全日本選手権では、出場した各世代別で何と、9連覇中。早くから、地元の仙台ではスーパー小学生として有名でした。仙台といえば、かつて福原愛も暮らした、ゆかりの土地柄です。

ポイントをあげた際の「サァー」は福原のトレードマークですが、張本のガッツポーズもすごい。絶叫しながら、エビ反りを行う。ということで、ハリバウアーの異名がついた。

張本は今年4月にJOCエリートアカデミーに入校しました。08年に設立された、国際競技大会で活躍できるアスリートを育成するための虎の穴。張本は東京・北区のナショナルトレーニングセンターで合宿をしながら、隣接する中学校へ通う。高校は北区内を受験することが決まっています。

食費などの生活面はJOC、遠征などの費用は各競技団体が負担して、保護者は学費を支払えばいいだけ。とても素晴らしい事業ですが、当事者は厳しい毎日を送ります。徹底管理され、実家への帰省は正月、ゴールデンウイークと夏の3回だけ。他にも遠出や恋愛はNG。エリート路線に乗り、オリンピックでメダリストとなるためには、それなりの覚悟が必要です。

張本は現在、世界ランキングは77位ですが、

「18年に20位台になって、20年はひとケタへ。東京でメダルを獲ります」

と話している。ランクアップのためには、多くの試合をこなして経験を積むことが必要です。

中国が、「東京オリンピックでは、日本が最大のライバルになる。そして、張本には勝てないかもしれない」と徹底的にマークしています。

radiko_time_1217

12月9日(金) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」

Page top