自分の体ではヒップラインが一番好き。女子プロゴルフ アン・シネ (26歳) スポーツ人間模様

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日本ツアーデビューから1週間が経ちました。ところが、韓流のニュースター、アンシネの一大フィーバーは、場所が福岡に変わっても衰える様子はありません。

国内女子ゴルフメジャー第1戦 女子ゴルフ ワールドレディス サロンパス杯 最終日 41位タイのアン・シネ =2017年5月7日 茨城GC西C 写真提供:産経新聞社

国内女子ゴルフメジャー第1戦 女子ゴルフ ワールドレディス サロンパス杯 最終日 41位タイのアン・シネ =2017年5月7日 茨城GC西C 写真提供:産経新聞社

過去、韓国ツアーでは、メジャーを含む3勝。ただ、イ・ボミ、キム・ハヌルといった選手と比較すれば格下の感じは否めません。
世界ランクは214位。当人はセクシークイーンの冠があるように、アスリートというより、魅せることに徹底している。

165センチ・53キロというモデル体型は、フエアウエーで圧倒的な存在感を示します。

「幼少時、両親の指導は歩き方から始まった。どうすれば、美しく見えるか。今でも、さまざまなアドバイスを受けている」

と言います。愛娘の資質をいち早く見抜いて英才教育を施した。そうはいっても、見かけだけではないところが、ただのステージパパ、ママとの相違でしょう。

「きれいと言われる人は、外見だけではダメ。そのためには、いつも心がきれいでなければいけない、とずっとずっと言われてきた」。

見かけだけと思ったら大間違い。アンと話をすると、その誠実でやさしい人柄に驚かせられる。
先週から続いている、プロゴルフでは初めてともいえる、ワイドショーを含む、マスコミの取材攻勢。
それも、質問は、ほとんど容姿に関してばかりでした。明日は、どんなウエアを着用する? ミニスカート? といった具合です。
そんなことばかりを振られると、嫌みのひとつでも言ってみたくなる。ところが、

「日本で注目されることは、光栄です」

とほほ笑み返し。

自分の役割はきっちりとわかっている。これが、プロフェッショナルでしょう。

「自分の体では、ヒップラインが一番好き」

と言います。
ゴルフの練習は当然ですが、美と体形を維持するため、ピラティスや、天井からハンモックをつるして、それに身をゆだねるフライヨガを実践中。
加えて、水泳も取り入れている。基本的に泳ぐのは、クロール、背泳ぎと平泳ぎの3つ。
バタフライは母から、肩幅が広くなるからやってはいけない、と禁止されているそうです。

国内女子ゴルフメジャー第1戦 女子ゴルフ ワールドレディス サロンパス杯 最終日 29位タイのイ・ボミと41位タイのアン・シネ(左から)=茨城GC西C 写真提供:産経新聞社

国内女子ゴルフメジャー第1戦 女子ゴルフ ワールドレディス サロンパス杯 最終日 29位タイのイ・ボミと41位タイのアン・シネ(左から)=茨城GC西C 写真提供:産経新聞社

前週のワールドレディスでは、早朝6時30分にアンがスタート前のウォーミングアップをおこなうため、ドライビングレンジでボールを打ち始めると、見学スペースには、満員電車並みの大混雑でした。
しかも、双眼鏡を持参したギャラリーがかなり目立ち、これまでになかった現象が数多く見られる。

今日から開幕する「ほけんの窓口レディース」では、イ・ボミ、松森彩夏と美女3人が同組というVIP待遇です。
どのくらいのギャラリーが集まるのでしょうか。

5月12日(金) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」

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