夏休みに入りました。いろいろな場所へお出掛けかと思いますが、現代の夏休みの定番となっているのが、鉄道各社開催の「スタンプラリー」です。
コレクションの楽しみと、電車を乗り継いでいつもとは違う場所を目指す冒険心、子どもはもちろん、大人だって夢中になるイベントです。
鉄道会社としては、夏休みは小中高生の乗客が少なくなる時期ですから、保護者も巻き込んで電車を利用してくれる「ドル箱イベント」とも言えますかね(笑)
そんなスタンプラリー、今は鉄道だけでなく、様々なところで行われていますが、最近は「スマホを使ったスタンプラリー」が増えているんですって。
今の時代、何があっても「スマホ」は手放せないんですねー。
例えば、栃木県や茨城県で開催中の『道の駅・デジタル・スタンプラリー』。
道の駅に掲示されたポスターにQRコードが書いてあって、それを読み込むことでスタンプを獲得できるという、なんともデジタルな仕掛け。
スマホが「スタンプ帳」「御朱印帳」の役目をしていているんですね。
現在開催中の『東北新幹線・開業35周年記念モバイルスタンプラリー』でも、スマホを活用していますが、このスタンプラリーでは、各駅のQRコードを詠み込むと、スタンプを手に入れた際に、東北新幹線の開業当時に流れていた、各駅の到着チャイムを聴くことができるという仕掛けがあるそうです。
アナログではない、デジタルスタンプならではのアイデアと言えますよね。
また、「山と渓谷社」が提供する「ヤマスタ」というアプリでは、山登りとスタンプラリーを同時に楽しめる仕掛けがされています。
対象となっているコースの山頂や山小屋など所定の場所にいくと、アプリの中でスタンプを獲得できるそうで、山頂に立ったことを証明してくれる存在にもなります。これは登山愛好者にとっては嬉しいですよね。
また富士山でも、静岡県富士市が設定した「ルート3776」という登山ルートには4つのポイントにスタンプが設置されていて、それを押しながら山頂を目指し、最後に山頂での記念写真をとって送ると、「達成バッジ」や「証明書」が貰えます。
海抜0mの地点から富士山頂を目指す大変なルート。達成感もひとしおです。
デジタルだったり、壮大な道のりだったり、どんどん進化している「スタンプラリー」。
皆さんもお好みのものを探して、挑戦してみてはいかがでしょうか。
7月27日(木) 高嶋ひでたけのあさラジ!「三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より