8/1(火)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!④
手を振り笑顔で防衛省を後に
7:19~やじうまニュースネットワーク:コメンテーター富坂聰(ジャーナリスト・拓殖大学)
辞任した稲田前防衛大臣 離任式に出席
稲田前防衛大臣)南スーダンPKOの日報の問題は、防衛省・自衛隊に対する国民の信頼を揺るがし日々任務に当たる隊員の士気を低下させかねないという点で極めて重大かつ深刻なものでありました。
南スーダンでの国連のPKO平和維持活動部隊の日報問題を巡って辞任した稲田前防衛大臣が昨日離任式に臨みました。自らの責任への言及や謝罪は無く、職員に見送られ笑顔で防衛省を後にしました。
防衛省を後にする際は手を振りながら目に涙を浮かべる場面もありました。
ただ北朝鮮のミサイル発射での対応に追われている中でこの離任式の開催自体に批判の声がありました。「辞退する選択肢もあったはずだ」とこのように話す防衛省の幹部もいます。
ちなみに稲田氏の辞任によって防衛大臣を兼務することになった岸田外務大臣は離任式には参加しておりません。
マティス国防長官の稲田前防衛大臣への評価が決め手か?高嶋)どういう印象ですか?
富坂)私はこの問題はもちろん都議選での演説などいろいろと言いたいことはあるのですけど、やはり一番気になるのはマティスさんの評価が低かったのではないかということで、ときどき報道にも出て来ますよね。つまり「何で彼女なんだ?」みたいな話まで出て来ています。
日米の防衛というのを今どれだけ大事にしているのかということを理解させなければいけないところでこの起用、それはやはり安倍内閣として北朝鮮問題を真剣にやらなければいけないと言っているときに2プラス2の相手がこれだということをアメリカが見るというのはどれだけマイナスになったか、とても心配ですね。高嶋)曽野綾子さんは産経新聞でお書きになっていましたが、マティスさんと稲田さんが2人で並んだ写真を見て「あの違和感は何なんだ?」と(笑)。
富坂)確かチロルチョコを渡したのですよね。私が思うのは、防衛大臣はどういった気持ちを他国に示す為に人間を選ぶのかということですね。
高嶋)だから「安倍総理の最大のミスなんじゃないか」と言う人もいますよね。
富坂)そうですね。さらに「将来の首相候補として」という話も相手側はリサーチとして持っていると思うのでびっくりするのではないかと本当に思いますよね。
高嶋)将来の可能性は消えたのではないですかね?
富坂)そりゃそうじゃないですか(笑)? 私は分かりませんけども。
高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00