“細野派”の議員たちが“小池新党”と合流か?

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9/13(水)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!②

細野議員と若狭議員が新党の政策調整で度々会談
7:02~ひでたけのニュースガツンと言わせて!:コメンテーター鈴木哲夫(ジャーナリズム)

代表選で無効票を投じた民進党議員とは?

民進党を離党した細野豪志議員と政治団体「日本ファーストの会」を立ち上げた若狭勝議員が政策などの調整の為に度々会談を行っていることが分かりました。また細野議員が代表を務めていた自誓会の5人の議員がこの日本ファーストの会と合流するのではないかと言われています。

高嶋)民進党の前原さんは船出からつまづいたと皆が言っているわけですが、代表選でいわゆる無効票を投じた人が8人いて、昨日民進党の鈴木義弘さんという方が大島敦幹事長と会ったのですか?

鈴木)そうですね。離党の可能性がある人たちと幹事長が話をしているという形です。

高嶋)それが鈴木義弘さんをはじめ、後藤祐一さん、笠浩史さん、福島伸享さん、岸本周平さんと。変な言い方で恐縮なのですけど、誰も知らないというような人もいるのですけど(笑)。そんなに地味な方たちなのですか?

鈴木)私は取材もしたことがあって、後藤さんは経済産業省で特区を一生懸命やっていた方です。

高嶋)細野さんの自誓会に近い人が多いのですか?

鈴木)そうですね。笠さんなんかも永田町では割と有名だし。

細野議員と若狭議員が度々会談

高嶋)ということは、細野さんが先に短気で飛び出しました。それで「仲間の了解を得たのかな? 自分だけ良けりゃいいの?」みたいな。
ところが民進党を出てから今度はこの5人の方たちと集合するような動きがあって、細野さんと小池さんは度々会談をしているのではないかという。

鈴木)細野さんと若狭さんですね。ようやくと言うのも変ですが、細野さんと小池さんの接点というのはそんなに強いものがあったわけでは無くて、静岡の県知事選挙とかが絡んで接点があったようです。
ただ若狭さんと細野さんがどうも相当な回数会って話をしていたようですね。だけどなかなか合流に向けてはっきりと「はい、一緒にやろう」という感じにはならない中で、大元の小池さんが出て来て話の方向を決めているというところです。

高嶋)今はどんな情勢になっているのですか?

鈴木)恐らくですけど、一緒にやる方向で話がついたのではないかと私は聞いていますけどね。

高嶋)じゃあ若狭さんと細野さんが度々会っていろんな論議をして、そしてある程度まとまったから小池さんが出て来たみたいな、そんな図式でよろしいでしょうか?

鈴木)まとまったというよりはなかなかもう一歩進まなかったから小池さんが出てきたと見た方が良い様な気がします。それは若狭さんも原理原則をちゃんと持っていて「そうだな、じゃあ一緒にやろうか」じゃなくて様々なものを詰めていくとなかなか政治の世界というのは一致しないですよね。そんなところで最後話し合いがもうひとつ進まなかったのではないかなと私は想像しています。


“小池新党”、まずは5人+αからの出発か

高嶋)小池さんと若狭さんの間ではどんな話になっているのでしょうかね?

鈴木)基本的には若狭さんの政党というのは実質“小池新党”なのです。だからそこはやはり小池さんと若狭さんはもちろん一体化していますし、合流話でなかなか話が進まないところに小池さんがいよいよ登場して流れを作ろうとしていると、こんな感じだと思います。

高嶋)年内と言われていますけど、今のところ何人くらいが参加しそうですか?

鈴木)理屈から言うと政党というのは5人揃えば良いですよね。「5人集めました」というのはなかなか大変でしょうから、もう少し増えるかなという感じですね。何もかも入れれば10人を超えますけど、その辺は理念と言う意味でも大義が必要ですから、そうすると5人+αという感じですかね。

高嶋)着々と進行していると。

鈴木)そうですね。進んではいると思います。

高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00

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