水筒の進化③現在のエコな水筒スタイル
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1978年、世界で初めての『ステンレスボトル』が日本で発明されてから10年後の1988年(昭和63年)、『サーモス』から世界で初めての『チタン』で出来た魔法瓶『シャトルチタン』が登場しました。
『チタン』はとても優れた金属素材で、サビにくくて強くて丈夫で、さらに熱にも強いのが特徴です。それでいて、重さはステンレスの6割程度です。この画期的な水筒『シャトルチタン』ですが、お値段がステンレス製のものと比べて、倍以上しましたが(1万円)登山家や冒険家の方々の熱い支持によって、広まっていきました。
水筒はとても便利ですが、飲む時に“コップを外して、中の栓を開けて注ぐ”という手順が必要です。それをペットボトルのように、直接クチをつけて飲むことが出来る“ワンタッチ・オープン”スタイルのモノが誕生しました。例えば『サーモス』の『ケータイマグ』です。
これまで水筒はどちらかと言えば”家族で使うもの”でしたが、『ケータイマグ』などの登場によって、“個人で使うもの”に変わっていきました。
さらに『エコ』への関心が高まったこともあって、今では通勤や通学の時など、レジャーやスポーツ以外でも水筒を持ち歩くスタイルが定着しました。
今では生活に欠かせないものになった水筒ですが、便利とはいえ、洗い方など、お手入れの仕方にも注意すべき点があります。水筒をお使いになる時は、説明書をよくご確認下さい。そして、長時間の保管は避けることが大切です。
■今週の感想
今回、このテーマにあたって、家の中にいくつ水筒があるのか探したところ、7個ありました(笑)。それぞれ入れる飲み物の用途に合わせて買ったのだと思いますが、7個と聞いて番組スタッフは笑っていました。
それにしても水筒の進化って、本当に凄いですよネ。特に日本の技術力の素晴らしさを、改めて感じました。
追伸:先週の放送で、私が『ギガ恐竜展2017』にも行ってティラノサウルスのストラップを2種類買いました・・・とお話したところ、意外だったみたいで、『杏樹さんと恐竜が結び付きません』などたくさんの感想を頂きました。
そんなに意外でしたか?(笑)
(2017/9/15放送分より。ニッポン放送は、北朝鮮によるミサイル発射を受けて放送休止)
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