日本のことば~花笑み・花色衣・花筏~
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『花』を使った言葉3つ
『花笑み(はなえみ)』
“花が咲くこと”“蕾(つぼみ)がほころぶこと”という意味ですが、他にも“咲いた花のように、華やかな笑顔”や“人が微笑んでいる様子”を咲いている花に例えて『花笑み』と言います。
『花色衣(はないろごろも)』
“薄い藍色に染めた洋服や着物”のことです。
他にも“香りを漂わせながら咲いている花を衣に見立てた言葉”でもあります。
『花筏(はないかだ)』
『筏』とは、木や竹などを繋ぎ合わせて、それを水に浮かべて、船のようにして使うものです。
『花筏』という言葉は花、特に桜の花びらが散って、それが帯状になって水に浮かんで流れて行く様子を『筏』に見立てたものです。
『花筏』という言葉は、室町時代の和歌に『吉野川の花筏』と詠まれていることから既にこの頃からあったものと思われます。
そして『花筏』は、植物の名前でもあります。
『ハナミズキ』で知られる『ミズキ科』の植物で、葉っぱの真ん中に花が咲きます。
それがまるで『筏』に花が乗っているように見えることから『花筏』の名前が付いたとされています。
(2017/10/9放送分より)
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