くるくるドライヤーでやりがちな◯◯は間違いだった!
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『くるくるドライヤー』とは『ブラシの付いたドライヤー』のことで正式名称は『カールドライヤー』です。
ドライヤーは“髪の毛を乾かすため”に作られましたが、その熱を利用することで、髪の毛に簡単に変化がつけられることが分かりました。
ところが全部ひとりでやろうとすると、片手にドライヤーもう片方の手にブラシを持って、両手を器用に動かす必要があります。特に髪の毛が長い場合、髪の毛の束を片手に持って、もう片方の手にブラシを持つと、ドライヤーを持つことが出来ません。そこで開発されたのが“ドライヤーとブラシを一体化させた”『くるくるドライヤー』です。
1966年(昭和41年)、“髪の毛を手軽にカールさせる道具”として『ホットカーラー』が発売されましたが、髪の毛を乾かす機能は付いていません。
それが1974年(昭和49年)に『くるくるドライヤー』の登場によって『髪の毛を乾かす』『カールさせる』という2つの動作が1つで出来るようになりました。これによって、手軽にスタイリングをご家庭でも出来るようになったのです。
『くるくるドライヤー』ですが、“ブラシを外せば、普通のドライヤーとして使える”と思っている方、いらっしゃるかも知れませんが、実はこれは間違いだそうです。
その理由として、『くるくるドライヤー』はスタイリングを重視して作られていますので、一般のドライヤーよりも噴き出す風の量も強さも小さくなっています。
その分、高い温度で補うようになっていますので、乾かすために使うと、髪の毛に大きなダメージを与えることになってしまうそうです。『くるくるドライヤー』を使う時は“ブラシを付けた状態”が正しいそうです。
(2017/10/3放送分より)
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