噴き上げる高さが日本一の噴水、何メートル?
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数ある日本の噴水の中で“噴き上げる水の高さが日本一の噴水”があります。それは山形県西川町(にしかわまち)の『月山湖大噴水(がっさんこ・だいふんすい)』です。『月山湖』は『寒河江(さがえ)ダム』の誕生と共に出来た人工湖です。
『月山湖大噴水』から噴き上げられる水の高さは112m。高層ビルに例えると、30階前後の高さになります。この数字は日本一であり、世界でも4番目の記録です。世界一はサウジアラビアの『キング・ファハドの噴水』で、高さは260mです。東京タワーの特別展望台の高さが250mですから、それよりもさらに高いことになります。
『月山湖大噴水』の112mの“112”という数字には、実はこだわりがあるそうです。例えば『寒河江ダム』の高さが『112m』ダムの横を通る道は『国道112号線』ダムの建設によって、移転した世帯数が『112』、ダムの工事の完成が『平成2年11月2日 11時20分』。このように、それぞれが『112』のキーワードになっています。
『月山湖大噴水』では、毎年4月末から11月上旬まで、平日は1日7回、週末と祝日は1日8回、1時間ごとに水が噴き上げられます。今年は11月5日(日)までです。暗くなると、ライトアップもされます。
(2017/9/27放送分より)
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