唐揚げの聖地でご当地唐揚げを食べたい!
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九州・大分県の北部には、たくさんの養鶏場があったそうです。そのため鶏肉が手に入れやすかったこともあって現在では『鶏肉の唐揚げ専門店』が数多く存在しています。その中でも、中津市や宇佐市(うさし)の唐揚げは全国的にも知られています。
醤油やニンニク、ショウガなどをベースとしたタレに漬け込んで、下味をしっかり付けてから揚げていきます。衣が薄くて、カリッとジューシーなクチ当たりが特徴です。
『日本唐揚協会』では、中津市を『唐揚げの聖地』、宇佐市を『唐揚げ専門店発祥の地』としています。
この『唐揚げ専門店発祥の地』の由来ですが、宇佐市の中華料理店『来々軒(らいらいけん)』が昭和30年代に食肉用に飼育された若鶏を、安く譲ってもらいました。そして“たくさんの人に、安い値段でお腹一杯になって欲しい”と、その鶏を唐揚げにして売り出したところ、大変な人気となりました。
その人気を目にした居酒屋『庄助(しょうすけ)』のご主人が、『来々軒』のご主人にお願いして、唐揚げの揚げ方を教えてもらいました。
当初は居酒屋のメニューとして、唐揚げを提供していましたが、その後、“唐揚げのテイクアウト”に着目して『唐揚げ専門店』に衣替えしました。そして今度は『庄助』のご主人が、唐揚げの味を伝えたことから、『唐揚げ専門店』が宇佐市だけでなく、お隣の中津市にまで徐々に広がっていきました。
現在は宇佐市が『唐揚げ専門店発祥の地』として、中津市が『唐揚げの聖地』として“ご当地唐揚げ”をPRしています。
■杏樹の感想
今週は唐揚げのお話でしたが、お話をしているうちに私も番組スタッフも唐揚げが食べたくなってしましました(笑)。
そんな私達を見て、マネージャーさんが東京・丸の内にあります唐揚げ専門店に行って、買って来てくれました。マネージャーさん、有難うございました。
私達だけじゃなく、リスナーの皆さんも今週の放送を聴いて、唐揚げが食べたくなったそうで、『今日のお昼は唐揚げ定食を食べます!』『今夜は唐揚げにします!』といったメールを頂きました。
唐揚げ、ホントに美味しいですよネ。
(2017/9/22放送分より)
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