後ろ向きにコインを投げると願いが叶う噴水
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ローマの有名な噴水『トレビの泉』とは
1762年に完成
イタリア・ローマには、観光スポットとしても世界的に有名な噴水『トレビの泉』があります。
高さ25nm、幅は20mで 1762年に完成しました。
この『トレビの泉』には“ローマ神話の海の神様”ネプトゥーヌスを中心に、ローマ神話の神々の像が配置されています。
その背後には宮殿が建っています。
名前の由来
この『トレビ』という名前ですが、イタリア語で、数字の『3』を意味する『トレ』と『道』を意味する『ビア』が語源とされています。
泉の前の広場に、3本の道路が集まることに由来しています。
『コイン』の伝説
『後ろ向きにコインを投げ入れると願いが叶う』
『トレビの泉』には伝説があります。それは“後ろ向きにコインを投げ入れると、願いが叶う”というものです。
その際、“噴水を背にして、右手で左の肩越しに投げ入れる”のが基本姿勢だそうです。
さらに投げ入れるコインの枚数によって、叶う願いが違っていて『1枚投げると、またローマに来ることが出来る』『2枚投げると、好きな人と一生、一緒にいることが出来る』『3枚投げると、恋人や結婚相手と別れられる』そうです。
ローマでは噴水にコインを投げるのは神聖な行為
古くからローマでは、噴水に向かってコインを投げるのは神聖な行為とされていて、神様の気を鎮めることが出来るという風習があるそうです。
そんな『トレビの泉』ですが、泉での水浴びやゴミのポイ捨てなど、観光客のマナーが問題になっているそうです。
(2017/9/28放送分より)
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