暴れん坊・朝青龍が7年ぶりに土俵に帰ってくる

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モンゴル国家大会議議長との署名式 元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ  撮影日:2016年06月02日 提供:産経新聞

大晦日に配信される、インターネットテレビ局AbemaTVの特番に生出演するのですが… タイトルがふるっています。ズバリ、「朝青龍を押し出したら1000万円」(20:00~00:45)。

挑戦者といたしまして、身長2メートル、体重145キロ、あのボブ・サップ(44)に加え、アテネ五輪銀メダリストの柔道家・泉浩(35)の参戦も電撃決定。その他、「元力士」のシークレットチャレンジャー、さらに力自慢の一般チャレンジャーたちが1千万円獲得を目指し、まわしをつけての真剣勝負に挑むという触れ込みなのですが…

実は、相撲ファンの間では、放送を前に、早くも懸念の声が広がっているというんです。どんな懸念か。ズバリ、「この日の生放送中に、朝青龍が、怒髪天を突き暴れ出すんじゃないか?」というんです。

朝青龍の暴れん坊ぶりは、つとに有名ですよね。例の旭鷲山との因縁を振り返ってみるだけでも、いかに瞬間湯沸かし器なのか、よく分かります。

2003年、まだ朝青龍が22歳の若き横綱だった頃。5月場所で8歳上のモンゴルの大先輩、前頭の旭鷲山に敗れました。このとき朝青龍は、土俵上で審判に対して物言いを要求。さらに旭鷲山をにらみつけ、さがりをバンバン振り回したんです。

続く7月場所5日目、ふたたび旭鷲山との対決。こんどは朝青龍が旭鷲山のマゲをつかんで投げまして、前代未聞の反則負け。憤懣やるかたない朝青龍、帰りの駐車場で旭鷲山の車を見付けるやいなや、ドアミラーにヒジを喰らわせて叩き折る。これは高砂親方(元朝潮)が弁償しまして、ことなきを得たように見えたんですが…

3日後、遺恨は頂点に達します。この日朝青龍は平幕の高見盛に不覚をとり、金星を配給。カッカしながら風呂場に入ろうとすると、腰にタオルを巻いた旭鷲山が立っていた…。意識的にか無意識か、朝青龍、擦れ違いざま、旭鷲山にヒジをぶっつけた!もうこうなると大変です。風呂場に怒号が飛び交い、一触即発の雰囲気となった!ところがたまたまその場に居合わせた怪力大関・魁皇が仲裁に入りまして、修羅場にならずに済んだんです。

さて… くだんの大晦日特番『朝青龍を押し出したら1千万円』。一体この生番組のどこに朝青龍が暴れ出す要因が潜んでいるのでしょうか?当初、発表されたルールによると、張り手なし変化なし、文字通り「押し出し」のみを勝ちとするとのこと。

ところがこれに一部の好角家が「物言い」を付けました。じゃあ、「寄り切り」ではダメなのか?「突き出し」「極めだし」では勝ちにならないのか?要するに、「押し出しのみ」というルールは、どうにもファジーすぎる。勝負の行方次第では、朝青龍がブンむくれて大暴れすること必至というわけです。

主催者サイドとしても、ちょいと「雑すぎた」と気付いたのでしょうか。先ごろ「急遽」ルールが書き足されまして、以下のようになりました。「張り手なし」「立会時の変化なし」「かち上げなし」。それ以外は、大相撲と同様のルール。どちらかが土俵内の土、もしくは土俵の外に足を含む体の一部分が接触した時点で勝負が決まる──。

如何でしょう。これならば、ほぼ相撲ルールと同じですから、朝青龍のご機嫌を損ねることもなさそうです。すでに来日している朝青龍は、やる気満々。26日には自身のツイッターで「今日練習終わり!」とコメント。調整が順調であることをうかがわせました。

ところが… これで安心と思ってたらまたまた大問題発生!なんと、番組の目玉、ボブ・サップの名前が、「突然」番組表から消えてしまったんです。一説には、女性スキャンダルが原因で、出場がご破算になったのでは…とも噂されていたのですが、27日未明、番組表に、無事(?)ボブ・サップの名前が「復活」していました。ルールも右往左往、チャレンジャーも出るのか出ないのかすったもんだ。

先が読めない格闘技特番の宿命といえばそれまですが… 勝負そのものよりも、「青青龍が生放送中に暴れ出すかどうか」。
このあたりが一番の見どころだ… という、ちょっと意地の悪い見方も広がっているそうですよ。

こちらの相撲も、揉めてます!

 

12月27日(水) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」

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