台湾観光客事情~なぜ中国人が減って日本人が増えたのか?

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2/6(火)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!①

日本からの修学旅行客は10年前の11.8倍
6:32ニュースやじうま総研!ズバリ言わせて!:コメンテーター富坂聰(ジャーナリスト・拓殖大学教授)

台湾への観光客が中国人から日本人に移行

ここのところ、台湾への日本人観光客が増えている。特に修学旅行で行くケースが急増し、そのために黒字化したホテルも多い。かつての主要客だった中国人が減り、そこを日本人観光客が穴埋めとしているのだという。中国人観光客が減り、日本人が増えた理由はどこにあるのだろうか。

高嶋)この間台湾にいらしたそうですが、修学旅行で日本の学生が多いそうですね。

富坂)修学旅行もですが、観光客は日本人だらけですね。売り込みもすごいですよ。

高嶋)売り込み。

富坂)年末に行きましたが、1日使ったタクシーの運転手さんから正月になったら「あけましておめでとうございます」ってラインが入りました。「また、台北来たら使ってくれ」みたいなね。すごいんですよ。
中国人観光客が空けた穴を日本人が埋めてるんだなっていうのがよく分かりますね。

高嶋)中国の人は台湾にはあまり行かなくなった。

富坂)一時は多かったのですが、台湾の中国シフトが一時は進んでいましたが、民進党政権になってから、それが弱くなってきて、中国も政治的にも行かせないようにしたということもあって、今不人気なんですよ。

高嶋)日本人も今はもう韓国に行くよりも台湾に行く方が圧倒的に多いですね。修学旅行とか。

日本の修学旅行のおかげで円山飯店が黒字に

富坂)中国人にしてみると、香港からは「中国大陸の旅行者なんか来るな!」という運動までやられてね、もう行かなくなった。韓国は美容整形の問題が起きたり、THAADのこともあってので。
今はその中国人の空いた穴を埋めているのが日本人ということです。それがよく分かるのが円山飯店ですね。台湾というと絵ハガキで必ず出てくる大きいホテルですが、そこが黒字になったっていうことです。その客のほとんどが日本の修学旅行だということです。

高嶋)データを見ると「日本から修学旅行で台湾に行く高校生」、10年前に比べると11.8倍。

富坂)すごいですね。そこまでなっているのはちょっと驚きました。

高嶋)韓国はセウォル号事件があったので敬遠しますね。

富坂)もともと中国に修学旅行に行くブームが80年代にあったのですが、列車事故が起きてなくなった。PM2.5の影響でわざわざ空気の悪いとこに修学旅行に行かないですよね。そうなると、近いところでは台湾となる。安心ですし。

高嶋)台湾も発展したらしいですね。私が行ったのは1970年代ですからね。
もうホテルの窓から下を見るとね、自転車の洪水で(笑)。

富坂)私も70年代の終わりから80年代にかけて住んでましたが、ネズミとかゴキブリを見なくなりましたね。昔は夕立が降ると大移動があってものすごいことになってましたけど(笑)。本当に無くなりました。

高嶋)向田邦子さんは台湾の旅行で亡くなりましたが、女性の旅行客も多いですよね。

富坂)今はすごく多いですね。

高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00


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