3月17日に都内でキッズレスリング体験教室がバディスポーツ幼児園 江東園にて一日限定で開校されました。今回の体験教室は、新日本プロレスリング株式会社と株式会社ニッポン放送の共同事業の一環として行われ、教室の講師として、永田裕志選手(新日本プロレスリング)、永田克彦講師(シドニーオリンピック銀メダリスト、レッスルウィン代表)、荒木田進謙コーチ、井上貴尋コーチが指導を行いました。
体験教室は、普段からレスリング教室に通っている子供たちも一緒に参加して、見本を見せながらの指導となりました。
レッスン内容としては、まずレスリングの基本ルールの説明がありました。一対一のスポーツで、後ろに回ったり、相手をローリングさせることでポイントを取り、背中を付けるとフォールで勝つことができる、という基本的な説明がありました。
その後は、実際のレッスンに入ります。まず、基礎運動として、マット運動として前転や倒立前転などからスタート。体操のマット運動と違い、首を中心に運動していくことがポイントのようです。続いて、ブリッジへ。レスリングと言えば、ブリッジというほど基本的な運動のため、経験者はブリッジから倒立を前後に行うような激しい動きもこなしていく。ただ、今回の参加者の小学生、幼稚園のお子さんも、見様見真似で次々と課題をこなしていきました。
そしていよいよ実践練習へ。二人一組となって、タックル、投げ技、グランド、スパーリングを開始。子供たちにとっては、人生初めてのタックル技ということで、最初は戸惑っていましたが、徐々にコツを掴み、レスリングの楽しさを味わっていました。中には、うまく出来ずに悔し涙を流す子供もいましたが、コーチの励ましで、タックルをどんどん繰り出していく根性を見せていました。
60分間の体験教室が終わった後は、子供たちも同行した保護者も満足していた模様。60分間で、どんどん技を取得していく子供の成長を目の当たりにして、保護者のみなさんは喜びを感じていました。
教室体験後の感想を保護者にお聞きすると
「またレスリングをやらせてみたい」という声が多く、「子供次第で続けたいが、やってみたいと言っている」など、レスリング体験を楽しんだお子さんが多くいました。
体験教室の最後に、今回講師を務めた永田裕志(新日本プロレスリング)選手は、参加した子供たちにメッセージを送りました。
「レスリングを続けると、心も体も強くなります。私自身、ずっと続けてきて良かった。強くなりたい人はレスリングを始めてほしい。今回参加したみなさんは、全員レスリングがうまくなる可能性があります。小さい頃からレスリングを始めれば、レスリングでオリンピックに出るチャンスもあります。ぜひ頑張ってください」
講師を務めた永田克彦講師は、今回のキッズレスリング体験教室について語りました。
「子供のころからレスリングに取り組むことで、肉体的にも精神的にも強くなります。また、新日本プロレスがレスリングのジュニアクラスに参画するということで、お互いに切磋琢磨して、レスリングを盛り上げていきたいです」
荒木田進謙コーチによると、小さい頃からレスリングを始めることはメリットがあるとのこと。
「レスリングをやっておくと、全てのスポーツの基礎体力をつけることができます。体のコントロールなどを覚えることはスポーツで重要です。また、レスリング選手のほとんどが、ちびっこレスリング経験者です。ぜひ小さい頃から始めて、高校生で大会に出場して欲しいです。」
なお、このキッズレスリング教室は、今後も4月~6月にかけて、バディスポーツ幼児園 江東園にて定期的に開催される予定。
また、レスリング教室に加えて、話題のボルダリング他、幼児からシニアまでが楽しめる様々なクラスを、2018年7月より、有明スポーツアリーナにて実地予定となっています。
■「キッズレスリング教室」
期間:2018年4月~6月
場所:バディスポーツ幼児園 江東園
コーチ:荒木田進謙、井上貴尋
【お問い合せ】
新日本プロレスリング(株) 担当三浦
電話03-6823-6290
(株)ニッポン放送 担当佐々木
電話03-3287-7543