ゴルフ・原田怜奈 高身長選手ならではの悲喜こもごも
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7月10日(月)元アーティスティック日本代表・青木愛がパーソナリティを務める「青木愛 スポーツ to you」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。
ゲストは原田怜奈。
1993年京都府生まれ。14歳の時にゴルフをスタートし、名古屋商科大学時代に中部女子学生ゴルフ選手権新人戦を初め多くの大会で優勝するなど実績を残した。期待の若手としてゴルフ番組等にも活躍の場を広げてきたが去年ケガを負い、一年かけて今年復帰した。
原田:私、高身長(173cm)なんですけど、めちゃめちゃ飛ばし屋、みたいな感じではなくて。飛ばなくて悩んでたんですよ、ずっと。
青木:やっぱり背が高い人の方が飛ばします?
原田:はい。だけど私はどっちかというと球が曲がらないプレーヤーで、ショートゲームが得意という低身長に多いタイプです。だから、パーは取れるけどバーディーを取ることはあんまりできなかったんですよね、ずっと。本来なら高身長って遠心力を使えるので絶対に飛ばしには有利なんですよ。なんですけど、デメリットは高身長なので軸がぶれやすい。
青木:わかります。競技は違いますけど、私も身長が高い分、全部が長いからそこを支える筋力がいるんですよね。一緒です。
原田:いりますよね。そこはずっと悩んでいました。
青木:本当に筋トレもやらないと身体を支えられないし、シンクロナイズドスイミング(現・アーティスティックスイミング)で言うと、例えばまっすぐ倒立で立っていて、身長が低い人が15度倒れるのと、私が15度倒れるのだと、私の方がめっちゃ幅広く倒れて見えるんです。修正がしづらいというか、小回りもしづらいです。大きくていい面もあるけど。
原田:そうですよね。ゴルフは再現性とかすごく大事なので、あまり身長は関係ないじゃないかなと私は思います。
青木:ゴルフをされている方、身長は言い訳にしないでね(笑)身長を言い訳にする人、いますよね?
原田:はい。でも低い方がいい場合もありますからね。
さらに、原田に「一番キツかったトレーニング」についても質問した。
原田:室内で電動バイクを使った、心拍数を一定に保ったまま回転数を変えないトレーニング。1分間に何回転というのを維持したまま3分間とか。
青木:しんど…わかります、私も現役時代バイクを漕いでいましたので。
原田:一番しんどかったです。外でやるより室内はこんなにキツいんだと思って。長距離を走るよりしんどいです。
青木:横でコーチとかに言われるんですか?はい、上げて上げて上げてー!みたいな。
原田:ドS系のマッチョの方にめちゃめちゃ言われながら。私は息ができなくなりました、終わってから。息が体に入らなくて、過呼吸みたいになって、初めて。
青木:このトレーニングは持久力をつけるためですか?
原田:そうですね。プレッシャーがかかるティーショットを打つ時とかに役立つみたいです。
青木:酸素が回らなくなってくる。そんな状況でも考えなければいけないですもんね。
原田:はい。勝手に体を動かせるようなくらいにならないといけないので。
番組情報
元シンクロナイズドスイミング(現・アーティスティックスイミング)代表で北京オリンピック出場経験もあり、現在はキャスターやモデルなど多岐に活躍の場を広げる青木愛がパーソナリティを務めるラジオ番組です。
これから注目されるアスリートやもっと輝いてほしいアスリートやスポーツ関係者をお招きしていき、その競技の魅力やこれからの発展に向けてお話を展開し、スポーツの魅力を「you」、つまり、ラジオの前のあなたにお届けしていきます!