蕎麦好きなら知っておきたい豆知識「もりそば」と「ざるそば」の違い

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暑い季節に食べたくてたまらなくなる、蕎麦。薬味のピリッとした刺激と一緒にキュッと冷たい麺をズズッと吸い込むのは格別の味わいがあります。そうです、夏に家で親しむそうめんと比べると、蕎麦はわざわざ足を運んでのれんをくぐって楽しみたくなるもの。シンプルですが、麺のコシやせいろ・ザルに盛り付けた趣など、自宅で再現するのが難しい料理でもあります。そもそも、どうして蕎麦はお皿ではなくせいろやザルに盛るのでしょうか? そうめんと違って茹で汁のそば湯を飲むのも不思議ではありませんか? そうめんやうどんの茹で汁は飲みません。

ということで、今回はそういえばいろいろとクセが気になる、蕎麦のあれこれ豆知識をお届けしたいと思います。


蕎麦好きなら知っておきたい豆知識「もりそば」と「ざるそば」の違い

せいろとはそもそも蒸し器です。せいろ=せいろう(蒸篭)は団子や饅頭を蒸すためのもの。そして蕎麦は昔、今のような麺状ではありませんでした。
最初、蕎麦はお粥のように炊くものでした。それから「そばがき」というそば粉と水を合わせて加熱し練り上げたもののなり、また、そばがきを固めて焼いた「そば団子」へとも変化していきました。そうです、かつては今のように蕎麦を冷水で締めてコシを出す技術はなかったのですね。現在のような麺に仕上げた蕎麦を「そば切り」といいますが、このスタイルになったのは江戸時代中期からでした。その時代、現代人の愛する冷たいコシのある蕎麦よりも、茹でた蕎麦に熱湯をかけて蒸した、あたたかくて柔らかい蕎麦が江戸っ子の間で大ブームとなりました。

蕎麦は茹でるだけでなく「蒸し蕎麦」にすることもありました。その名残で蕎麦をせいろに盛り付けるようになったのです。せいろに盛られた蕎麦は「もりそば」と呼ばれるようになりました。というのも、最初から汁をかけた状態で提供する「ぶっかけそば」と区別するためだったといわれています。

もりそばが主流になると、蕎麦の実の中心部分のみを使った白っぽい蕎麦が流行り始めます。そこで、もりそばと区別するために、ザルに盛り付ける「ざるそば」となりました。江戸の伊勢屋が竹のざるに蕎麦を盛るスタイルの火付け役です。ブランドイメージもあいまって、ざるそばはもりそばよりも高級なものとなりました。その高級感を出すために、汁に当時の贅沢品であるみりんを加えたり、麺の上に揉み海苔をのせたりしたのです。

時が流れるにつれてその高級な意識は薄れ、蕎麦の上に海苔が乗っていたら「ざるそば」、乗っていなかったら「もりそば」、ちょっとだけ「ざるそば」のほうが値段が高い、くらいの違いしかなくなってしまいました。ちなみに「せいろそば」というものがありますが、それはもりそばと同じで、呼び方が違うだけです。

最後に「そば湯」について。そば湯には蕎麦の代表的な栄養のルチン、ナイアシン、ビタミンB1・B2、カリウムなどが豊富で健康に良いといわれていますが、そば湯を飲む習慣はそうしたことがわかるはるか前からありました。昔は「そば切りを食べたあとにそば湯を飲まなければ病気になる」「蕎麦を食べたあとにそば湯を飲むとお腹の調子が良くなる」となぜだか信じられていたのです。今では「そば湯を飲むとその店の腕前がわかる」といわれています。そば湯に蕎麦の質が表れるのです。

これであなたも蕎麦好きから蕎麦通になりましたね。もっと蕎麦を極めたい方はこのようなイベントもあります!

 

ながいきそば オーナー 募集 長生村

ながいきそばオーナー募集! | 長生村HPより

千葉県内唯一の村、長生村の村役場周辺の畑では、春ソバの花が見頃を迎えています。今月いっぱいは、真っ白い可憐なお花を楽しめるそうですよ。その長生村では現在「ながいきそばのオーナー」を募集していますので、ご紹介しましょう。

1口1万円で2名様までご参加頂けますよ。(オーナーになると)まず8/5(日)に『そばの種まき』をします。9月中旬に『お花見、カカシ作り体験』をして、10/21(日)にいよいよ『そばの収穫作業』です。冬になって12/1、2の土日、会場の都合上、1口1名様のみとなりますが、そば打ち体験も出来ます。

また、オーナー特典として、そば粉やつなぎ粉、そば蜜というハチミツも貰えます。場所は長生村役場に隣接するオーナー圃場で、そば打ち体験の会場は、長生村中央公民館講堂が予定されています。応募締め切りは7/13(金)で100口限定、先着順です。

そばのオーナーにご興味ある方、長生村のHPをご覧頂くか、長生村産業課 電話 0475-32-2114へお問い合わせ下さい。

ながいきそばオーナー募集!
主催:ながいきそば倶楽部・農事組合法人ながいき集落営農組合
募集時期:平成30年7月13日(金)まで ※100口募集します。
イベント:年4回開催
8月5日(日曜日) そば種まき体験
9月16日(日曜日)(予定) 花見・カカシづくり体験
10月21日(日曜日)(予定)そば収穫体験
12月1日(土曜日)・2日(日曜日)(予定) そば打ち体験
※そば打ち体験は会場の都合上1口1セットの提供とさせていただきます。
会場:長生村役場 隣接オーナー圃場
※そば打ち体験は長生村中央公民館講堂を予定しています。
料金:10,000円(1口)※限定100口(1口2名まで)
オーナー特典:作業体験(種まき、農産物収穫、そばの収穫)・そば打ち体験・プレゼント贈呈(そば粉、つなぎ粉、そば蜜(はちみつ))
http://www.vill.chosei.chiba.jp/0000000169.html

【ハロー千葉】

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