オリンピックを目指すコーチが指導「キッズレスリング体験会」
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子供へのスポーツ教育の関心が高まっている。早い時期から、スポーツに取り組むことにより、身体能力の向上を狙うだけでなく、スポーツ選手として活躍する夢を実現することができる。
新日本プロレスとニッポン放送がタッグを組んだスポーツクラブathletic camp LIONでは、「キッズレスリング」の講座を開講予定だ。「レスリング」は、アメリカではメジャースポーツの1つであり、膨大な競技人口を持つ人気スポーツである一方で、日本国内は競技人口が少なく、日本人選手が世界で金メダルを取得するなど、国内競技レベルが非常に高い競技。「レスリング」」に幼少期から取り組むことで、高いレベルの選手を目指すことができる。
コーチ陣には、新日本プロレスからプロコーチが派遣される。2018年4月アメリカで開催された男子団体ワールドカップ、33年ぶりの銅メダルを獲得した荒木田進謙選手と、2013年全日本選抜選手権大会優勝と世界選手権大会出場、日本体育大学レスリング部コーチとしてオリンピック、世界選手権のメダリストを輩出している井上貴尋コーチが担当する。
キッズレスリング体験会が、6月16日に開催されたので、その模様を紹介する。
まず、参加者にレスリング体験会の説明が行われた。
その後、ランニングなど、基礎トレーニングを開始。手を着いて走ったり、いろいろなトレーニングで子供たちも楽しんでいた。
そして、いよいよレスリングのトレーニングへ。タックルと寝技の練習。子供たちは、初めて体験するレスリングに興奮した様子だった。
ボールを使ったゲームを行った。膝を付きながらボールをゴールに入れるゲーム。
体験会後、荒木田コーチと井上コーチに話を伺った。
レスリングの全日本クラスの選手の9割はちびっ子レスリング体験者だそうで、早期からレスリングに取り組むことは、重要だそうだ。また、レスリングは全身のあらゆる部分を動かす競技のため、基礎体力作りに向いており、マットの上で行うので安全とのこと。キッズレスリングは、将来的にチームとして活動して、全国大会を目指したいそうだ。
キッズレスリング体験会に参加者の感想を聞いたところ、「参加して楽しい」という感想と共に、「タックルが楽しかった」という意見が多く、レスリングという競技を初めて体験することが、子供に刺激になっているようだ。また、かつて総合格闘技を行っていた親も参加しており、子供に格闘技を体験させたく参加したそうだ。
スポーツクラブathletic camp LIONは7月2日より開講する。
キッズレスリングを始め、ボルダリング、スラックラインフィットネス、ストループス、プロレスエクササイズなど、豊富な講座を用意している。
athletic camp LION
https://www.aclion.jp/